施術の流れ
施術の流れ
Re:fitでは体の「現在地」すなわち「どんな状態であるか」を把握するために、ヒアリングと検査を重視しています。筋肉のもみほぐしだけでも体が楽になると感じることも多いですが、原因箇所を探して適切に「全体のバランス調整」をし、歪みが少ない状態で「全身の筋肉へアプローチ」を行った方が結果的に同じ施術時間内でより早くお身体の変化が期待できるからです。同じ人であってもその時その時でお身体の状態は異なります。検査を重視することで、お一人お一人に、その時その時の状態に合わせたオーダーメイドの施術を提供しています。
ヒアリング
日頃のお体の不調はもちろん、その他どんな些細なお悩みでもお話ください。
検査
関節の動き、背骨の歪み、姿勢、筋肉の硬さ、生活習慣などから、症状の原因となる場所を探していきます。
骨盤調整・循環促進
身体の土台になる骨盤の調整と脳脊髄液の循環を促します。
背骨・関節のバランス調整
検査で見つけた背骨や骨盤などの歪みをソフトな手技で整えていきます。
筋膜・筋肉へのアプローチ
症状の原因となっている筋肉・筋膜へアプローチすることで血流を促進させます。ほぐしの他にもストレッチや負荷抵抗運動など複数の方法を組み合わせて筋肉のバランスを整えます。
再検査・調整
施術前後の変化をチェックし、調整が必要なところがあれば再度調整。
セルフケアアドバイス
身体の状態の説明と生活習慣や疲れの原因に合わせたセルフケアをご提案します。
施術プランのご提案
施術前後の変化を確認ご説明し、最適なケア周期をご提案します。
<検査について>
姿勢のチェック・牽引・関節の可動域チェック・筋力テスト・筋反射テスト・柔軟性チェックなど各種検査方法を組み合わせて原因を探していきます。
お悩みの症状を引き起こしている原因は様々です。必ずしも痛みやコリを感じている箇所が原因とは限りません。そのため、対症療法的に硬くなっている箇所だけをほぐすだけでは結果が出ないこともあります。これは「トリガーポイント」と呼ばれる症状の引き金になっている箇所が別のところにあることが多いからです。例えば、右肩の動きの固さが左の足首の調整をすることでスムーズになったり、腰の硬さが足裏にある腎臓の反射区を刺激することで柔らかくなるといったこともあります。また、「感情」によるストレスが原因の場合などは、音叉でその周波数を打ち消すことで、身体に直接触れることなく変化が出ることもあります。これらは一例ですが、物理的な肉体、氣と呼ばれる目には見えないエネルギーも含め、全身は繋がっており、筋肉も内臓も感情もお互いに影響を与えあっているからだと考えられます。
Re:fitでは「検査→施術→変化の確認→再検査→施術→変化の確認」の繰り返しで、身体を本来の楽な状態へと導くことを目指しています。
*検査の例*
姿勢の確認
可動域チェック
柔軟性チェック
牽引検査
筋力検査
筋反射テスト
背骨のレスポンスチェック
コリ・ハリのチェック
<筋膜・筋肉へのアプローチ>
筋膜・筋肉へのアプローチも全体のバランスを見ながら行っていきます。ただ闇雲に硬さのあるところを長時間ほぐしたり、痛みを感じるところをアプローチし続けてもその場限りの気休めになってしまうことがほとんどです。
筋肉にはアナトミー・トレイン(筋・筋膜経線)と呼ばれる繋がりがあり、これらは「筋膜が同じ深さかつ直線的に走る」「筋膜が互いにラインとして繋がりあい、影響を及ぼしあっている」「筋膜のラインにはそれぞれ主要な役割がある」という特徴があります。イメージ的には電車の路線のような感じです。例えば、ある路線でトラブルがあった場合は、その路線内のどの箇所で問題が発生しているか、またどの路線との連携ができなくなっているかを把握して対処しなければなりません。筋肉へのアプローチもこれと似ていて、どのラインで問題が起きているのか、またどの筋肉とのアンバランスでコリや張りが引き起こされているのかを探りながらアプローチしていくことが重要です。
こちらも一例ですが、腰部のハリがある場合、その部分のもみほぐしではなく、お腹側の筋肉を緩めてあげることで一気に腰が柔らかくなることも多々あります。これはデスクワークなどで前屈みの姿勢が長く前面(お腹の筋肉)が縮んで固まってしまい、逆に背面(背中側)の筋肉が伸ばされて固まってしまっている状態だと言えます。ですので、腰部の筋肉の強張りの原因となっている部分である、縮まってしまっている前側の筋肉を元の長さに戻してあげることで、前後のバランスが取れて結果的に腰の筋肉の硬さが取れるというわけです。
これらをもとに「押圧(押す)・「揉捏(もむ)」・「伸ばす(ストレッチ)」・「剥がす(筋膜リリース)」「負荷抵抗運動」などの基本的な技術を組み合わせ、筋肉の走行や繋がりに沿ってアプローチをしていくことで、筋肉のバランスを調整し、血行の促進と柔軟性の向上を目指します。
押圧・揉捏
ストレッチ
筋膜剥がし
負荷抵抗運動
<内臓へのアプローチ>
筋肉と内臓はそれぞれ関連性があるとされています。例えば、肩甲骨の内側から背骨にかけてつながっている菱形筋という筋肉は肝臓と対応しています。そして内臓にはそれぞれ対応した経絡と呼ばれるエネルギー(気)の通り道があります。検査で筋力のアンバランスがみつかった場合、それに対応する内臓や関連し合っている経絡のエネルギーにもアンバランスが生じている場合がありますので、足裏の反射区の刺激や経絡のエネルギーバランスを調整する方法、腸もみなどの方法を用いて調整が必要な内臓へ間接的にアプローチします。
<経絡・氣のバランス調整>
東洋医学では「氣」という生命エネルギーの概念があります。経絡は生命エネルギーを送る通路というイメージです。合計14本の経絡(通り道)があり、それぞれが五臓六腑と関連があるとされています。臓器と関連している筋肉があり、エネルギーのバランスが崩れていると対応する筋肉も力が入らなかったり、逆に力みすぎになるということがあります。タッチフォーヘルス というメソッドや音叉などを用いて崩れたバランスを調整します。
<セルフケアの提案>
お悩みの原因を引き起こしている「要因」は生活習慣の中で蓄積されていることが多いため、ヒアリングで得た情報や施術で得た情報をもとに、少しでもお悩みが軽減できるようストレッチや姿勢指導、その他セルフケアのご提案もさせていただきます。