メンテナンスのすすめ
メンテナンスのすすめ
細胞は毎日生まれ変わっている!
人間の体は細胞で構成されています。その数はおよそ60兆個だと言われています。
細胞は生まれてから死ぬまでずっと同じということはなく、一定期間で生まれたり死んだりを繰り返しています。これは多細胞生物がその個体をより良い状態に保つために起こる細胞の自殺で「アポトーシス」と呼ばれています。
細胞の新陳代謝は体内の各器官によってそれぞれ生まれ変わりの周期が異なります。胃腸だとおよそ3〜5日、肌や髪の毛では約30日でおよそ1ヶ月、筋肉は約60日でおよそ2ヶ月、血液が約100日、骨については約3ヶ月だと言われています。外見的には変化が見られなくても、体の中では生まれ変わりが起こり常に変化をしています。
細胞が新しく生まれ変わっても、
体が疲労状態であれば新しい細胞もすぐに弱ってしまいます。
継続的に身体のメンテナンスをして
体内の老廃物を少ない状態にしておくことが
健康で快適な身体を保っていく上で大切です!
イメージで表すと以下のような感じ
↓↓↓↓↓↓↓
酸素や栄養素が十分に行き渡っている
老廃物が蓄積しエネルギー代謝が悪く
活性が落ちている
血行が促進し老廃物が流れていく
(細胞が少し活性化)
そのまま放置すると
また老廃物が蓄積し、疲労状態に逆戻り…
1日に全体の1.6%が新しく生まれ変わる
次々と新しい細胞が生まれてくるが、
このタイミングでケアしないと
せっかく生まれた新しい細胞が
老廃物に侵されてしまう・・・
定期的に身体をほぐすなどのケアをし
老廃物が蓄積しないよう細胞を
常に新鮮な状態にキープすることで
細胞の活性がUP!
老廃物でいっぱいだった古い細胞が抜け
筋肉が新しい細胞で満たされるようになり
結果的に筋肉が柔らかくなり元気な状態に!
疲れが溜まるメカニズム
【「疲れ」とはどんな状態? 】
『疲れ』について次の定義をします。
「疲れ」=「医療の手立てを用いることなく回復可能な身体諸機能の低下」
つまり、睡眠時間や休養の機会を十分に確保することで身体諸機能の低下現象から回復できる状態のことです。ざっくりと表現すると、寝たり休んだりしたらスッキリ元に戻る状態、これを「身体が疲れていた状態」と定義します。
この「疲れ」の状態というのは「過労や健康破壊から体を守る自己防衛反応」、すなわち生理現象の一つでもあります。自分自身の体を壊さないためにブレーキをかけている存在が「疲れ」と呼ばれる状態です。
【疲労には大きく分けて4つの種類がある】
①部位ごとの疲労
◆局所性疲労
・局所性疲労はデスクワークや軽作業など、同じ動作の繰り返しによって一定の箇所に負荷がかかることで起こる疲労。
◆全身性疲労
・局所性疲労に対して全身性疲労とは水泳やランニング、有酸素運動や各種スポーツなど体全体を使った際に起こる、身体全体の気怠い疲労感。
②活動内容ごとの疲労
◆精神性疲労
・集中作業による大脳の疲労=頭の疲れ。
◆肉体性疲労
・身体活動による筋肉の疲労=いわゆる体の疲れ。
③神経支配ごとの疲労
◆中枢性疲労
大脳や脊髄の疲労。身体は酷使していないのに長時間続く会議など、ストレスや緊張状態が続くことで、ぐったり疲れてしまうことがあります。学生の時に体育など体を動かす科目ではないのに、授業が終わると「あ〜疲れた〜!」となった経験があると思いますが、このようなものが中枢性疲労と呼ばれる疲労です。内臓の疲労も中枢性疲労に分類されます。
◆抹消性疲労
運動神経や知覚神経の疲労。体を動かすことで生じる肉体的な疲労が「末梢性疲労」と呼ばれます。 体を動かし続けることで筋肉に蓄えられたエネルギー(ATP)が枯渇している状態が末梢性疲労です。 筋肉を使い過ぎることで、老廃物や過労物質が蓄積し筋肉の張りやだるさとして現れます。
④時間経過ごとの疲労
◆急性疲労
・短期での回復が可能。一気に疲れて、休めば元に戻る状態の疲労。
◆慢性疲労
・持続的なストレスにより回復困難な疲労。持続的なストレスがかかることによって、短期での回復が難しくなっている状態。
これら4つの組み合わせで疲労状態は構成されていて
その原因はいろいろなところに存在しています。
ただし、これらのメカニズムによって起こる疲労と呼ばれる状態は体を守るサインでもあります。
健康破壊から守るブレーキなので適切な疲労感というのは健康を守る上で非常に大切です。
大切なのはこの疲労感を感じた時になるべく早く休養をとるという選択をし、回復につながるためのアプローチをとるということです。
疲労から回復につなげていくためには、まずは「休息」の要素が重要です。これはいわゆる睡眠です。
2つ目として「栄養補給」も重要になります。体内バランスを整える水分の補給や電解質の補給は外からの摂取が重要になりますので、食事内容に対する配慮はとても重要な要素になります。
そして3つ目が「血行の促進」です。どれだけ食事で外から栄養素を取ったとしても血液の循環が悪ければ体の末端の部分まで栄養素を送理届けることはできません。この血行促進をサポートするために軽い運動やケアを行う必要があります。
身体のケアで大切な3要素
疲れが溜まりにくい身体にしていくためには以下の3つの要素が大切です。運動不足、睡眠時間と質の低下、偏った食生活、偏った姿勢、PC作業などによる目のストレス、脳のストレスなどにより、「運動」「食事」「睡眠」の習慣が乱れていると身体に負担がかかり、身体の回復力よりも蓄積した疲労の方が上回ると不調があらわれます。 疲れが溜まりにくい身体にしていくために、最終的にはこの3つの要素を適切に整えていくことが大切です。
この3つはそれぞれ以下のように言い換えられます。
①睡眠=休息
②食事=栄養補給
③運動=血行促進
まず、「疲労」は悪者ではなく、体を守るためのサイン(ブレーキ)です。ずっと頑張りすぎていたら身体が壊れてしまうため、それを防ぐために「疲れ」という形でサインを送ってくれているのです。
車でもアクセル全開で走り続けていたらオーバーヒートを起こしてエンジンが壊れたり、ガソリンを補給しなければガス欠になって止まってしまいますよね。それと似たようなものだとイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
①休息
疲労から回復につなげていくためには、まずは休息の要素が重要です。
これはいわゆる睡眠です。
身体が休みたいと訴えているので休ませてあげることが大事です。
②栄養補給
栄養補給も重要になります。
体内バランスを整える水分の補給や電解質の補給というのはどうしても外からの摂取というのが重要になります。
食事内容に対する配慮というのは健康な状態を保つために非常に重要です。
③血行促進
3つ目が血行の促進です。
どれだけ食事で外から栄養素を取ったとしても血液の循環が悪ければ体の末端の部分まで栄養素を送り届けることはできません。
この血行促進をサポートするために軽い運動やケアというのを行ってあげる必要があるわけです。
「睡眠」「食事」「運動」で
疲労を撃退!
「睡眠」と「食事」そして「運動」という三軸をもって疲労とは闘っていく必要があります。
とはいえ、お仕事をはじめ様々な理由ですぐに休むことや理想的な食事を摂ることが難しいのが現状の方が多いと思います。
自分で賄いきれない部分はアウトソーシングしてしまいましょう(笑)
当店では各種徒手検査や手技を用いて身体のバランス調整や筋肉のもみほぐしなどで③の血行促進のサポートができます。
血行が促進されると「身体の隅々まで栄養が送り届けられる」、「自律神経のバランスが整い睡眠の質が向上する」「心身の緊張が緩み歪みが整う」などの二次的な効果が期待できます。
きっかけはどこからでもいいのです。
当店では身体のケアをきっかけに食事や運動、睡眠の質向上に少しでも興味・関心をもっていただき、そこから健康で快適な毎日につなげていく一助になれればと考えています。そのために必要な健康アドバイスも一人一人に合わせてお伝えさせていただきます。