AI Gastoronomy

JSAI2018 企画セッション『AIで切り開く未来社会:食・食システムを通じて社会課題を解決する』

概要

食・食システム分野へのAI活用が広がっています。食べることは人間の根源的な行為であり、健康寿命延伸や、人との関わりを活かした新たなコミュニティづくりなど、従来の食ビジネス・サービスの発展だけでなく、ヘルスケアや地域活性など食を通じた課題解決に期待が高まっています。本セッションでは、産学で活躍されるパネラー4名を迎えパネルディスカッションを行います。なお本企画は「OS-24 食とAI」との関連企画です。

日時

2018年6月5日(火) 13:20〜15:00

会場

城山観光ホテル鹿児島 A会場 (4F エメラルドホール)

人工知能学会第32回全国大会 (JSAI2018) の企画セッションとして開催します。

登壇者(敬称略)

石田 雅芳

1967年福島市生まれ。同志社大学文学部文学研究科修了、ロータリー財団国際親善奨学生としてフィレンツェ大学に留学。フィレンツェ市公認ツーリストガイド。その後スローフード協会イタリア本部で唯一の日本人スタッフとして、日本のスローフード運動をサポートし、国際生産者会議、食科学大学の創設などに関わる。本年度より立命館大学食マネジメント学部の教員に就任。

新村 猛

国立研究開発法人産業技術総合研究所人間情報研究部門客員研究員、がんこフードサービス株式会社取締役副社長、立命館大学食マネジメント学部客員教授、一般社団法人関西経済同友会調査企画部会委員等を併任。

専門はサービス工学、人的資源管理、食の生産システム。筑波大学大学院博士課程システム情報工学研究科修了。博士(工学)

野中 朋美

立命館大学食マネジメント学部 准教授。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、企業勤務ののち慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM)に入学。神戸大学大学院システム情報学研究科特命助教、青山学院大学理工学部助教などを経て、現職。博士(システムエンジニアリング学)

専門分野:生産システム工学、サービス工学。従業員満足や生産性などの人の情報を起点とした生産システム設計の研究に従事。現在、食サービスを対象に持続可能なサービスシステムデザイン研究に取り組んでいる。

山寺 純

株式会社Eyes, JAPAN代表取締役/チーフ・カオス・オフィサー

1968年、福島県会津若松市生まれ。1993年、会津大学の事務局で通訳翻訳員として働き、インターネットに出会う。1995年に大学生と会津大学発のベンチャー企業として「あいづ・ジャパン」を創業。以来、ウェブサイトの構築のみならず、デジタルアーカイブ、CG、モーションキャプチャー、VR/AR、医療xIT、セキュリティ、シェアリングエコノミー、ロボット、人工知能など、先進的なプロジェクトを多数手掛けた。2013年には、アメリカ・シリコンバレーで行われた「Health 2.0」の第7回ハッカソンに日本代表として参加し優勝。2015年TEDxKobeスピーカー。

モデレーター

藤井 信忠

神戸大学大学院システム情報学研究科 准教授。神戸大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了。日本学術振興会特別研究員(DC1)、神戸大学工学部助手、東京大学人工物工学研究センター客員助教授などを経て、現職。博士(工学)

自律分散型生産システム、サービス工学などに関する研究に従事。日常の生活に欠かせない食を起点としながら食の履歴・健康データを収集・分析するための個別クッキングプレート・ネットワーク・システム開発し、福井県鯖江市での実証実験に取り組む。

2017年よりクロスメディアイベント「078神戸」の実行委員長を務め、『若者に選ばれるまち』の実現を目指している。

アジェンダ

石田 雅芳(立命館大学食マネジメント学部 教授)

新村 猛(国立研究開発法人産業技術総合研究所人間情報研究部門 客員研究員・がんこフードサービス株式会社 取締役副社長)

野中 朋美(立命館大学食マネジメント学部 准教授)

山寺 純(株式会社Eyes, Japan 代表取締役)

    • パネルディスカッション(40分)
    • まとめ(5分)

モデレータ:藤井 信忠(神戸大学大学院システム情報学研究科 准教授)

オーガナイザー

野中 朋美(立命館大学)

藤井 信忠(神戸大学)