みなべ梅ワーケーション
2025年6月8日~9日
2025年6月8日~9日
日本一の南高梅の里へ!和歌山県みなべ町で関係人口を構築し、社会課題の現状を知る
羽田から南紀白浜空港まで飛行機で1時間10分。そこから車で約30分の和歌山県みなべ町は温暖な気候と水はけのよい土壌に恵まれ、日本で唯一町役場に「うめ課」がある梅の町です。生産される梅はブランド梅として有名な南高梅が約8割で、年間の収穫量は約3万トン、全国の梅収穫量の25%を占めています。
江戸時代から続く画期的な農法と、梅産業を中心とした地域経済・文化・景観が評価され「みなべ・田辺の梅システム」は2015年に世界農業遺産に認定されています。
町の経済や社会が梅が中心で回っているみなべ町ですが、昨年は気候変動による暖冬の影響や雹(ひょう)カメムシなどの被害で例年の3割ほどの収穫量(7割減)という、史上最低、災害級の被害が出ました。今年は平年並みの開花状況と平年並みの作柄が期待されましたが、4月初旬にまた雹の被害にあい、昨年に引き続き梅農家さんの苦難が続いています。
人口減少、高齢化が進む梅農家さんにとって、6月の繁忙期は収穫・選別作業など、たくさんの人手が必要です。私達が現地に赴くことで関係人口が構築され、私達の手助けが、梅農家さんの未来、日本の農業を支える力として関与できます。
『アクサポツアーinみなべ』ではみなべ町の世界農業遺産、2024年「SDGs未来都市」の認定に大きく関与された当法人アドバイザー・大和田順子先生が2日間、同行してくださいます。また、2日目には、「梅博士」としてご活躍中の医学博士・宇都宮洋才先生をお迎えし、「特許を取得している梅の医学的効能」についてご講演いただきました。宇都宮先生は,アクサポツアーのために和歌山市内からわざわざ車を飛ばしてお越しくださいました。
雹(ひょう)の被害に関して
今回のツアーに際し、和歌山県みなべ町のうめ課に、お見舞いの連絡をさせていただき現地の状況を確認したところ「悲壮感漂わせず、ぜひ笑顔で参加してください!」と前向きの回答をいただいていました。
また、うめ収穫ワーケーションの事務局をしている(一社)日本ウエルビーイング推進協議会からは「1年かけて手をかけ想いをかけ大切に育んだ梅の実に傷がついてしまって、現地では大変なことになっていますが、ボランティアを受け入れてくださる農家さんは前を向いてここから何ができるかを考えています。傷のついた梅の選別作業や、加工用するための作業など、やることは変わらずたくさんあるので、今年もたくさんの方が来てくださることで、皆様からのたくさんのエネルギーをいただけることを楽しみにしています。」という連絡がありました。
【実施概要】
開催日 2025年6月8日(日)〜9日(月)
参加費 14,000円(内訳:1日目昼食・現地移動費用・講師謝礼など)
集合 6月8日 9:15 南紀白浜空港
11:15 JR南部駅
解散 6月9日 16:00 JR南部駅
18:00 南紀白浜空港
宿泊 国民宿舎 紀州路みなべ (全員個室)
https://kishuji-minabe.jp
※南部湾沿いの岬の突端にあるオーシャンビューの宿
※絶景の「美肌の湯」と言われる露天風呂付の大浴場
※各種梅干し食べ放題の美味しい朝食
※1泊朝食付7,850円(入湯税込)
内容 :
・梅収穫のボランティア活動 梅農家さんとの交流
・「特許を持つ梅の医学的効能」セミナー 講師 宇都宮洋才先生(医学博士)
・「梅の町 みなべの現状と課題」セミナー 講師 みなべ町うめ課課長
・みなべ梅の農園の見学
協力
大和田順子先生 立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員教授
教育テック大学院大学 教授
RSSC夏季集中講座「サステナブルコミュニティの思想と実践」講師
宇都宮洋才先生 大阪川﨑リハビリテーション大学 教授 機能性医薬品探索講座
みなべ町役場
一般社団法人 日本ウエルビーイング推進協議会
共催
YSS トラベルセンター(和歌山県知事登録旅行業 第2-226号)
※事前学習・事後学習はサポーターならどなたでも受講可能で開催しました。
事前学習会 5月26日(月)19時から20時(ズーム)
講師 大和田順子先生(立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員教授 教育テック大学院大学 教授)
テーマ「人口1万人の町が『世界農農業遺産』『SDGs未来都市』に認定されるまで」
事後学習会 6月21日(土)10時30分から12時(ズーム)
講師 大和田順子先生(立命館大学日本バイオ炭研究センター 客員教授 教育テック大学院大学 教授)
「現地体験から 一次産業の社会課題の共有 シニアの私達に出来ることを考える」