第87回関東小児腎臓研究会会長
東邦大学医学部 腎臓学講座
濱崎 祐子
このたび、第87回関東小児腎臓研究会を開催させていただくことになりました。
本研究会は1973年に設立され、日本小児腎臓病学会の地区分科会として長きにわたり重要な役割を果たしてきました。毎年、関東地区の小児腎臓病学会会員と病理医が集まり、個々の症例を丁寧に検討することができる貴重な研究会となっております。今回は、WEB開催とさせていただくことになりますが、是非多くの方にご参加いただき、例年通り活発な議論ができますことを願っております。
第87回研究会では、教育講演は、東北大学病院腎・高血圧・内分泌科 長澤 将先生に「腎生検の常識・非常識 腎生検ガイドブック作成こぼれ話 (仮)」を行っていただきます。ガイドライン作成に携わられた先生ならではのお話しが聞けることを楽しみにしております。
また特別講演として「常染色体優性尿細管間質性腎疾患(ADTKD)の病態および臨床像と病理像」についてのご講演を、東京女子医科大学 病理診断学分野 井藤奈央子先生にお話いただきます。近年、遺伝子を含め分類が変化しておりますので、疾患の理解と整理ができればと思いご講演をお願いしました。
皆様のご参加をお待ちしております。