性格
・かなり人間離れした境遇であるが、改造実験中や<神>として祀られていた時期は自我と意識が希薄だったため、ネガティブな感情を持ったことがない。
・自我を獲得した後は、『自身の目で見て物事を知る』という好奇心や喜びを基軸に本能的に行動している。
・掴みどころのない性格で、アッパー&ハイテンションだが情は薄め。
身体的特徴
・教団の<神>に対する理念から個人の特徴は取り払われており、無性別。
・体のパーツの多くは生来のものではなく、あちこちが取り換えられている。
・入れ墨のようなものは消えない。爪は赤いのが生えてくるようになっている。髪は生えてこない。
・左目周辺は改造手術の不手際で潰れており、機能していない。右目も付け替え済みなので義眼。
能力
・多くの信者の記憶を持っているが、『記憶を保有する』ということ自体にかなり脳の機能リソースを割いているため、情報の処理能力自体は低め。深い記憶を掘り返してくるのにそれなりの労力を要する。
・思考力が低く自主的にモノを考えるのも苦手。後先考えた行動もできない。
・無理して記憶情報を探そうとしたり、思考を働かせようとすると処理落ちして眠くなったり発熱したりすることも。
・『生き血を飲むとそのヒトの記憶を取り込める』という能力を持っているが、その自覚は無い。
・経験の記憶が血によって全身に通っているため、手先が器用で細かい作業や高い技術を要する芸当なども(記憶にあれば)軽々こなしてしまう。だが、思考ではなく反射的行動のため自分でやったことを説明することは全くできない。(現実で例えるなら、自転車に乗れるようになった後何も意識しなくても運転できる感覚に近い)
・人体改造の結果身体はかなり頑丈にできており、かなりニンゲン離れしている。
・運動全般も得意。経験記憶による能力に加え、恐れ知らずな気質も加わり思い切りのよいアクションを平然と行うことができる。
欲求と目的
外の世界を自身の経験として知ることで、己がどんなヒトで、何が好きで、何が嫌いで、何を感じるのかを知りたい。…という欲求が好奇心として表出している。そのため、たまたま目の前に現れた井正に同行することにした。
(本人はこの感覚を言語化できていない)
教団にいた頃は意識と感情が機能していなかったため、彼らに対する憎悪や恐怖心などは持っていない。軽い家出感覚で教団と町を飛び出している。
その他
・脳が疲れやすいので大食いだったり甘いものが好きだったりしそう