新聞・活字体験が支える主権者教育

2023年2月23日(木・祝)

 2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げとなり、高等学校では新学習指導要領の下、新設科目「公共」が必修化されました。子供たちが社会の一員として様々な課題について学び、考えを深める主権者教育の重要性が高まっています。

 今回のフォーラムでは、今、主権者教育が求められている背景等について、九州大学の南野教授に基調提言をいただきます。続いて南野教授、女優・作家の中江有里さん、関口修司日本新聞協会NIEコーディネーター(進行)の3人で議論を深めます。

南野森

(九州大学法学部教授)

京都市生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科、パリ第十大学大学院を経て、2002年4月、九州大学法学部・大学院法学研究院助教授(現・准教授)に着任。2014年教授。Twitter、Facebook、YouTubeなどでの発信にも積極的。 

中江有里

(女優・作家・歌手) 

大阪府生まれ。法政大学卒。89年芸能界デビュー。数多くのTVドラマ、映画に出演。読書に関する講演、小説、エッセイ、書評も多く手がける。著書に小説『わたしたちの秘密』(中公文庫)、『水の月』(潮出版社)、『万葉と沙羅』(文藝春秋)など。2022年5月アルバム「Impression -アンプレッシオン-」リリース。文化庁文化審議会委員。 

関口修司

(日本新聞協会NIEコーディネーター) 

東京学芸大学を卒業後、東京都公立小学校教員として勤務。1991~2007年には群馬大学教育学部の非常勤講師を兼任。都内3校で校長を務め、16年4月より日本新聞協会NIEコーディネーター。