2020～2021年度プロジェクトの記録

2020年度の配信公演は、第1期第2期とも終了いたしました。

2021年度は、3月12日（金）13日（土）サロン・テッセラ（三軒茶屋）にて客席数をへらして行います。

2021年3月22日長野市芸術館での公演は、場合によりましては無観客収録公演になる可能性があります。

その際にはこちらでお知らせさせていただきます。

送金手続きをしてまいりました！

皆さまからお預かりいたしました大切なお志は、

あしなが東日本大震災遺児支援募金に送金させていただきました。
たくさんのご支援をありがとうございました。
2021年3月16日

続けていく・・・

あの日がまさに初日だった意味とは…
毎年そのことに向き合い、東日本大震災の遺児支援募金を続けてきました。

教育は、未来への宝物です。コロナ禍でコンサート会場でみなさんとご一緒させていただくことはかないませんが、

我々の使命は今年も継続していきたいと考え、この収録コンサートを企画しました。

映像のプロデューサーも、未来への懸け橋と考え、若き世代の田隝晃（たじまひかる）氏にお願いしました。

自身も演奏人であり、クリエイターでもある彼ならではの視線からの映像も、お楽しみいただければ幸いです。

収録公演だからこそ

普段、舞台と客席に分断されやすいコンサート。無観客収録だからこそ可能な視点で、鍵盤の上からなど、5方向から撮影いたしました。

プログラムについて

プログラムを組む過程で、連弾の役割である家庭での楽しみを中心に、撮影スタッフの考え、鎮魂、医療従事者への感謝を込めて組みました。

これまでの歩みはこちら→これまでの歩み

収録は10月16日に行いました。
ご好評につき、第2期配信が決定いたしました。
ご参加（ご購入）はこちら⇒　石田多紀乃・原田愛ピアノ・デュオ　オフィシャル・ショップお申込みいただいたにも関わらず、アドレスが届かない場合
4hands.pf@gmail.com　までお願い致します。
（ガラ携帯や携帯キャリアのアドレスの場合に時々確認されています。）
お問い合わせはこちらへ
4hands.pf@gmail.com

11月6日

7日15時からの配信にむけて、字幕やアングルの切り替えなど、最終確認中です。長野ぷれじ～ると、東京でヴィデオ通話をしながらの作業中。お申込みいただいた方々には7日午前中にアドレスをお知らせさせていただく予定です。ご参加（ご購入）はこちら↓

　石田多紀乃・原田愛ピアノ・デュオ　オフィシャル・ショップ

11月3日

魔法使いの弟子は、題材のゲーテの詩と主題展開の分析を挟む予定。とはいえ、音楽が主体なので、邪魔しない程度に…そのサジ加減が難しく、10月の実験以来検討を続ける。膨大に送ってしまった校正作業にお付き合いいただき、その改訂版が届きました。今日はその確認でした。

10月31日

マ・メール・ロワの校正。ラヴェルが楽譜に書いてあるお話の筋書きに加え、曲によっては曲中の主題分析も加える。この文字配置の晃氏のセンスが素晴らしく、感嘆！デュオは、それぞれ東京と大阪でヴィデオ通話にて画面共有しながら校正。手元のiPadに写した楽譜に校正箇所を書き込んでいく。すごい時代がきたものです。

10月30日

やっと授業の無い朝は、校正作業再開。今日はレクイエムから。言葉を伴わない演奏を選んだからこそ、ラテン語の言葉ひとつひとつと、その邦訳にあたる部分とメロディーの関係を、できるだけ近い位置へと精査します。限られた時間の一発撮り。でもその緊張感とは無縁の世界が欲しい。もし可能なら人間の姿も消してしまいたい。そんな無茶な校正があるだろうか…

10月23日

モーツァルトとデュカの第1稿が届きました。
5方向からの撮影が、どう組み合わされているのか興味津々。鍵盤上方からのアングルは、私たちにとっても未知の世界で、二人の手の作りが大人と子供なみに違う様子を見てビックリ。普段の演奏会では見ることのない方向からの映像がたくさんなので、思わず我を忘れて観察してしまいます。
ハラダは指使いが野生の傾向があるため、映像をみながら、さっそく相棒からレクチャーを受ける羽目に!?デュカの魔法使いの弟子は、題材となったゲーテの詩や曲の構造についての簡単な字幕を付けることになっているので、いただいた映像を見ながら字幕案を再度チェック。　芸術の秋。布団の中でもコンサートのゲネと本番の間も、時間が取れる時は編集とにらめっこ。11月上旬配信をめざします。ご参加（ご購入）はこちら↓

　石田多紀乃・原田愛ピアノ・デュオ　オフィシャル・ショップ

10月16日　収録

開館と同時に竹田さんが調律をしてくださいました。ピリオド楽器との聴き比べコンサートなどでいつもお世話になっており、ピアノに関しては心強い限り。そして、カメラマン田隝晃さん、會津さん、そして魔法使いの時には、譜めくりのももさん。そしてそして、舞台作りにいつも積極的にかかわってくださる長野市芸術館のスタッフさん。（今日も、最後から2番目に弾いていた曲は何ですか？その次の曲は？など、質問いただきました。）
この上なく信頼のおける皆さんのおかげで、短くも濃い時間。
ありがとうございました！

10月2日

プログラムに沿って、試し撮り。次世代人たちは、既にテレビよりはYouTube世代。配信だから意味のあることへの意見も頂きながら、これまでの枠にとらわれず行きたい。

字幕入り？

といわけで、単に演奏を配信するだけでなく、せっかく作曲人もいるわけで、アナリーゼも書けば？ということに。とはいえ、やはり音楽に差しさわりのない範囲で…など実験は続く。

8月29日

8月中旬、新型コロナ感染症の拡大状況を受け、9月の公演を2021年3月に再延期を決定。しかし、今年も「東日本大震災遺児支援募金を続けたい」と心に決め、配信コンサートの可能性を考えてきました。音楽の役割は何だろう。
このプロジェクト自体も次の世代とともにありたいと考え、若きカメラマン晃くんと共に、今日はその可能性を探る実験でした。持っている携帯電話やiPadも総動員でどのアングルがどんな意味があるのか。また自分自身も編集作業をしてみました。音と画像を合わせるのが大変・・・。気づいたら鳥の声が朝を告げていました。翌日に、3人でプログラムを組み、収録の場所も手配。

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