今年も続けます。東日本大震災遺児支援募金
本日、無事終演いたしました。雨の中いらしてくださいました皆さま、ありがとうございました。(本番の写真は無いのでリハの写真です。)
昨日は一日リハーサルをさせていただき、なんと贅沢な時間!だったことでしょう。実際に音を出してみると、先入観がくつがえされるような発見があふれ出て、当初予定していた曲目が変更・・・。
今回は、各々のピアノにゆかりのある作曲家の作品を用意してみました。なぜなら、作曲家が普段親しんで頭の中で描いていたピアノの音色と、生み出す作品の関係を解明してみたかったからです。
4台のピアノの違いは曲によっても全く異なり、「雪の上の足あと」の冒頭のように音が少ない曲でも、音色と音の余韻にこんなにも違いがあるのかと驚いたり、逆に「アナカプリの丘」のような動きがあって音の多い曲でも、色彩や遠近が鮮明に描けたり・・・。ピアノも演奏するうちに変化していきますし、まるで開栓したワインが変化していくのをピアノの音で味わっているような時間でした。
後半のミニコンサートは、5台目⁉のヤマハで作品のお国柄の違いをご紹介させていただきました。
お一人でこのコンサートのために5台のピアノを仕上げてくださった調律師の竹田さんには、心より感謝申し上げます。
2025年10月4日に、富山県南砺市の竹田楽器さんで、なんと贅沢にも4種類のグランドピアノで聴き比べコンサート、(いや?弾き比べか⁉)をさせていただきます。前半は、ベヒシュタイン、ベーゼンドルファー、ニューヨーク・スタインウェイ、ハンブルグ・スタインウェイの聴き比べ。後半は、お国がら聴き比べ演奏会の予定です。詳細はまた後日…
2025年3月16日に、この3月の公演の収益、みなさまにご協力いただいた募金に、私たちの心も添えて、東日本大震災遺児支援募金への送金手続きを完了いたしました。3.11以来、毎年続けさせていただき、今回で15回目になりますが、「忘れないでいてくださることが最大の力になります」というある若者の言葉を、改めて大切に抱いております。未来のひかりにつながっていきますように…
お越しいただいたみなさま、そしてご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。
今年も、東京と長野で公演を行います。
是非、お越しくださいませ。
2025年3月7日(金) ぷれじ~る(長野 峰の原高原)
2025年3月14日(金) 15日(土) サロン・テッセラ(三軒茶屋)
【Program】
F.シューベルト: 行進曲 ト長調 「子供の行進曲」 D928
A.ドヴォルザーク:スラヴ舞曲集 第2集 作品72
F.プーランク : 4手のためのソナタ FP8 (長野7日 東京14日演奏)
E.シャブリエ : おどけた行列 (長野7日 東京14日演奏)
G.ビゼー : 子供の遊び 作品22 (15日演奏)
E.シャブリエ (A.メサジェ編曲): 狂詩曲 「スペイン」
3.11から15年目。今年も震災遺児支援を続けます。
長野は、長年大切なご縁をつないでくださっているぷれじ~るさんでの公演です。おいしいお食事と豊かな自然とともにお楽しみいただけます。
お問い合わせお申込みは、チラシのアドレスにお願いいたします。
2024年3月18日(月)の朝、今年のピアノ・デュオ・リサイタルで皆様からお預かりした募金、必要経費を差し引いた収益すべてを、あしなが東日本大震災遺児支援募金にお送りする手続きをしてまいりました。みなさまのお力添えのおかげで、2011年から継続してお送りすることができました。心より、感謝申し上げます。
未来の力に、つながっていきますように・・・。
石田多紀乃 原田愛 ピアノ・デュオ・リサイタル 2024
2024年3月4日(月)13時 ぷれじーる(長野・峰の原高原)
2024年3月15日(金)19時 サロン・テッセラ(東京・三軒茶屋)
J.S.バッハ(原田愛編曲):ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
G.ビゼー:子供の遊び
C.サン=サーンス(原田愛編曲):動物の謝肉祭
原田愛 石田多紀乃 ピアノ・デュオ・リサイタル
2024年3月16日(土)14時半 サロン・テッセラ(東京・三軒茶屋)
J.S.バッハ(原田愛編曲):ブランデンブルク協奏曲 第3番 ト長調 BWV1048
N.リムスキー=コルサコフ(作曲者編曲):スペイン奇想曲 作品34
C.サン=サーンス(原田愛編曲):動物の謝肉祭