お茶大の魅力
日本語教育コース
多様な領域に対応したカリキュラム
日本語教育コースのカリキュラムは、広範な言語・教育領域をカバーできるように多彩な講義が用意されています。先生方の研究分野も、第二言語習得・社会言語学・認知言語学・異文化間教育など多岐にわたり、研究方法も、量的研究と質的研究の双方について指導を受けることができます。専門的な理論と実践をバランスよく学びながら、関心のあるテーマについて研究活動を進めることができます。また、専攻分野以外にも、教職課程や、男女共同参画や日本文化に関する副専攻プログラムの講義を履修することも可能です。
優しい先輩たち
お茶大の先輩たちは、本当に面倒見が良くて優しい方ばかりです。M1の履修講義が大変なのをご存じなので、特にゼミの先輩方は、私たちが困っていることはないか、いつも気に掛けて下さいます。他のゼミの先輩方も、授業でご一緒すると、課題についてアドバイスを下さったり、勉強会に誘って下さったりします。私の場合、落ち込んでいる時に、悩みを聞いていただいたこともあります。困っている時、悩んでいる時にしっかり受け止めて下さる頼もしい先輩ばかりです!
戦友のような同期の仲間たち
日本語教育コースの同期生は人数が少ないこともあり、結束が強いと思います。私達はオンライン授業が中心だったのでなかなか会う機会がありませんでしたが、メールやLINEで頻繁に連絡を取り合っています。授業や課題で困っていると、必ず誰かが助けてくれます。M1前期は、履修科目が多い分、予習や課題の量も多いので、とても大変です。助け合って一緒に乗り越えてきた同期生には、戦友のような絆を感じています。また、授業内でのグーループワークも多く、お互いのレポートや提出物をチェックし合うこともあります。一緒に考え、意見を言ってくれる同期生は、本当に信頼できて頼りになる存在です!
(お茶の水女子大学付属図書館)
学生生活
修士課程の修了に必要な単位数は30単位です。現在の規定では、このうち12単位は修士論文(8単位)とゼミ(4単位)によって取得が可能です。その他に、18単位分の授業を履修しなければなりません。2年次に修士論文執筆に専念できるように、1年次に18単位を取る学生が多いようです。そのため、1年次は、授業数がかなり多くなります。特に1年次前期は必修の授業もあるので、ほぼ毎日講義があります。また、大学院の授業は全て演習形式なので、授業の予習や課題の作成にかなり時間がかかります。勉強時間を確保できるように生活スケジュールを組む必要があるかもしれません。
また、M1の前期は授業数や課題が非常に多いため、忙しかったです。そんな中でも日本語教育コースの方には中国語の先生や日本語の指導員など専攻分野を生かしたアルバイトをしている方が多くいらっしゃいます。また、お茶大には授業以外にも日本語チューター・留学生のチューターなど様々な機会があり、その点も魅力の一つだと思います。
キャンパスライフ
院の授業はオンラインがほとんどでしたが、7月から一部対面授業で行われました。まだ大学へ行って授業を対面で受ける機会は少ないのですが、お茶大のキャンパスの周りには様々な学校が建ち並び、まさに学生街と呼ばれる場所に位置します。大学内もそれほど大きくなく、移動しやすいです。学校の中にはおしゃれなカフェが併設されており、図書館の外にはカメやコイ、ネコなどの動物や様々な植物も多くキャンパス全体がゆったりとした雰囲気です。
そのほか、日本語教育コースには院生室と呼ばれる部屋が設けられており、自分のロッカーと部屋の鍵が渡されて、いつでも利用することができます。そこで同期や先輩方などと会うことも多いです。
まだまだ多くの魅力を持ったお茶大。日本語教育コースに興味のある方は、実際にコース説明会へ参加したり、文化祭へ足を運んでみるなどしてみてはいかがでしょうか。