MOOCをはじめとして、教育のオンライン化の試みは
2000年代から漸進的展開がみられていたが、コロナ禍を契機として、大学教育のほぼあらゆる水準で一斉に実施されるという事態が生じた。短い準備期間でのオンライン化は一部に混乱を引き起こしたが、その功罪を見極める機会を教育関係者にもたらしたとも言える。
2日目は、コロナ禍により一般化したオンライン教育が今後の大学言語教育に対して与える影響を、世界各地の状況を基に議論する。事前に各地からのビデオ報告(
10分~
15分)を公開し、当日の議論の参考とする。(シンポジウム共催の多言語社会研究会が中心となって刊行する雑誌
『ことばと社会』の23号 小特集「世界の日本語教師に聞く」を発展させる内容です)