「本物の英語」

1. 入試制度改革と英語の重要性

 「明治以来の大変革」と一部で言われている教育改革が進行中です。2020年度(2021年1月実施)の入試から、これまでの知識偏重型だったセンター試験に代わり、思考力・判断力・表現力といった多面的な人物重視に改変された「大学入学共通テスト」に変わりました。

 そのような中で、大学入試における英語のあり方も変わりつつあります。2月に行われる一般選抜での筆記試験だけでなく、高校3年生になる前に資格試験などで、各大学・学部が課す英語力の基準を満たしておくなど試験形態も多様化します。

 さらに資格試験の内容を見ると「読む・書く・聞く・話す」という英語の4技能を、バランスよく身につけておくことがますます必要となってきています。

 トフルゼミナールでは、創立以来「本物の英語」を標榜してきました。読解の教材にも音声教材が付属していること、文法と作文の組み合わせの授業があること、ネイティブ・スピーカーと英語で質疑応答する授業があることなどにより、問題解法テクニックに止まらず、問題傾向や出題形式に左右されない真の英語力を体得できるのです。

2. 「本物の英語」とは…

トフルゼミナールでは、早くから入試における英語の重要性に着目し、英語教育研究所を設立して英語教授法・英語教材・参考書を開発してきました。そしてこの開発の成果を最大限に活かした結果が、抜群の入試の合格率を誇るトフルゼミナールの「授業」であり「テキスト」なのです。

 トフルゼミナールの英語が「本物」と言われるのは“英語を読む楽しさ”と“世界に通用する英語力”を目標に、英語学習における本質を追求しているからなのです。

 受験にとらわれない「本物の英語」は、大学や実社会でもあなたの強い味方となってくれることでしょう。英語の本質と学ぶ楽しさを追求するーーーこれがトフルゼミナールの「本物の英語」なのです。

3. トフルゼミナールの英語科目

トフルゼミナールの英語の授業には、いわゆる「総合英語」は存在しません。必修科目となる「英語読解」「英文法・語法」の授業に加え「英単語・熟語」「英語速読」「記述英作文」「リスニング」などと、それぞれの生徒のレベル、志望校や補強ポイントに合わせて受講できるように工夫されています。

 たとえば、慶應義塾大学や上智大学に代表される超長文や圧倒的な問題量に負けることなく解きすすめるためには「英語速読」で速読法を習得する必要があります。また、国公立の二次試験や青山学院・津田塾大などで出題される自由英作文対策としては「記述英作文」、英単語がどうしても覚えられないという生徒には、語源・語法・同意語・類義語などを整理しながら覚えていくことができるように工夫された「英単語・熟語」といった具合に分野別・目的別の対策ができます。

 トフルゼミナールが「英語のスペシャリスト」と高い評価を受ける理由は、こうしたさまざまな生徒のニーズに答えることができるキメの細かさにもあるのです。

4. TOEFL Test/TEAP/英検など幅広い学習が可能

近年「大学受験」対策のみに焦点をあてた英語教育の限界から、より実践的な英語力をつけたいという要望が高まっています。その要望を反映して、各大学でも実践英語力を測るTOEFL Testや英検などのスコアを、英語試験の代替として積極的に取り入れたり、近年増えつつある新選抜入試でも、出願条件としてこれら英語資格を求めています。

 トフルゼミナールでは、こうした実践英語試験であるTOEFL Test、TEAP、英検などについても、万全な対策ができるように幅広いコース・選択科目が用意されています。大学に合格してからも生きてくる実践英語力をつけられるのは、専門校トフルゼミナールだからできることなのです。

5. 英語の基本4技能をマスターするランゲージ&ヒューマン・スキル

 言葉は二重の意味で「未来を拓く」 のです。トフルゼミナールは単なる情報伝達の道具に終わらない外国語学習の力を推進します。それはまず「学ぶ個人にとっての未来の可能性」の地平を大きく広げます。個人は、自らが投げ出された言語文化圏の中での〈適応〉という形で、生きて行く世界を構築し、同時に自己のアイデンティティを確立していきます。このプロセスにおいて、外国語学習による思考の深化と視野の拡大は、当該個人の〈生きる可能性〉を飛躍的に拡大させるのです。第二に、こうした個人の自己実現が「未来の世界の可能性」を広げることとなります。英語学習によって得られた(母語と英語の両方による)コミュニケーション能力と思考のロジックをもって、社会を拓いていく力とするのです。それは、国家・人種・文化の差異と統合の両方を再編しつつある世界的変化の中において、将来真の国際人としての役割を果たすことへとつながります。

トフルゼミナールのランゲージ&ヒューマン・スキル(L.H.)カリキュラムおよびテキスト群は、言語能力の基盤を作る2つのスキルを養成するもので、具体的にはランゲージ・スキルの4技能(Reading・Listening・Writing・Speaking)と、3つの基礎力(Grammar・Vocabulary・Pronunciation)および言語の社会的文化的基盤に目を向けさせるヒューマン・スキルを有機的に統合したものです。

 L.H.科目は、Grammar & Writing、Reading & Vocabulary、Listening & Speakingの3つに分かれていますが[G & W]での基本英文の発話練習や、[R & V]におけるリスニングおよび音読の重視など、全科目の中にCommunicative Englishの要素が取り入れられています。

 低学年クラスは、3つの科目それぞれで学習者に適したレベルで受講する「能力別編成」になっており、入学時の「プレースメント・テスト」や年間6回の「復習テスト」、3回の「実力テスト」によって習熟度を測定し、進度に合わせたレベル選択を実現します。

 また、ここで培ったスキルはTOEFL TestやTEAPおよび英検などの英語資格対策として大変有効ですし、受験学年において志望校合格のための強い推進力ともなります。