マラ工科大学(UiTM)と国際共同ワークショップ(2021年1月)

2021年1月21日に、国際地域学科(RDS)とマラ工科大学(UiTM)建築学部(FSPU)による、オンラインでの合同国際ワークショップ「International Joint Workshop on Buildings, Cities and Regions 2021」を開催しました。UiTMはクアラルンプール郊外のシャーアラムにメインキャンパスをもつ国立大学で、これまで海外研修や海外英語実習などの課外科目で、定期的に当学科の学生が学び、交流を続けてきました。

 

2020年にRDSとFSPUで学部間協定を結んだことを受け、今回が初めてのFSPUとの合同イベントとなりました。冒頭で双方の学部・学科の紹介がもたれたうえで、「Urban History x Revitalization」をテーマに、まず志摩憲寿准教授より東京における都市開発、そしてJamalunlaili Abdullah学部長よりクアラルンプールにおける都市開発についての講演を行いました。続いて山崎義人教授より空き家改修のまちづくりについて、そしてRobiah Abdul Rashid准教授より歴史的街区の活性化に関する講演を行いました。その後のパネルディスカッションでは、双方の都市開発における計画的視点からの相違点や、地域資源から新しい空間と交流を生み出す近年のアプローチの可能性などについて議論がなされました。200人弱の参加者からも積極的に質問が寄せられ、都市および地域づくりに関する視野を広げ理解を深める機会となりました。

 

2021年度は、今回の講演およびディスカッションを受け、学生主体による調査と発表を含めた合同ワークショップを実施する予定です。

 

(参照)UiTMのウェブサイト記事(Web News of UiTM, 26th Jabuary 2021)

https://news.uitm.edu.my/online-international-joint-workshop-on-buildings-cities-and-regions-2021-urban-history-x-revitalization/