グローバル・イノベーション学科 Q&A

学科のこと 

Q.学科の特徴を教えてください

(1)少人数・問題解決型学習により、地球社会のあらゆるところでイノベーション(=変革)を起こす人材を育成します。

(2)留学生と国内学生のバランスのとれた組み合わせによる協働のグループワーク学習により、世界中の人と対話することに自信を持った人になれるように養成します。

(3)世界のイノベーション・起業家関連の先端大学・研究機関と連携した最先端の教育内容を受けることができます。

(4)すべての授業を英語で行うが、学生の英語レベルに応じた徹底的な英語指導で支障なく受講できるように行ってゆきます。

(5)社会の組織や企業と連携しリーダーとしてのさまざまな能力を、体験を通して身につけることができるように教育します。

(6)全員に課せられる長期海外留学、希望に応じた海外インターンシップにより、海外で活動するための対応力を身につけることができます。

(7)地球社会の様々なシステムにイノベーションを起こすリーダーシップ力や、課題を解決し、地域の自律的発展に貢献できる知識と能力を身につけることができます。


Q.学科ではどのようなことを学ぶことができますか

(1)加速するグローバル経済・社会で生きるための高度で幅広い知識と、実践的な現場力と応用力を、多様に編成された立体的なカリキュラムでしっかりと身につけることができます。

(2)学生は「Sutdy Skills」科目を共通領域として学びながら、グローバル社会における諸問題を理解し分析する一方、イノベーションとプロブレム・ソリューションの能力を活かした起業を含む取り組む「Global Entrepreneurship(グローバル・アントレプレナーシップ」、グローバル企業における国際ビジネスの現場でのイノベーション実現のための専門知識と実践力を身に付ける「Global Business(グローバル・ビジネス)」、グローバルな視点で社 会・文化の深い理解に基 づいたイノベーション実 現のための専門知識と卒 業要件 実践力を身に付 ける「Global Collaboration(グローバル・コラボレーション)」のいずれかを集中的に学習します。

(3)グローバル・イノベーション学研究所と連携した「世界のイノベーター」講義を予定しており、起業の成功者からの声を聞き、自らがイノベーターとなるための実践的な知識と積極的な動機を得られます。これにより、これまでの大学教育にない学びが提供されることでしょう。そもそも、「イノベーション」とはどういうことですかイノベーションとは、今まで私たちの身近にあるものを、新しい技術や知識を使って今まで思いつかなかった創造的な組み合わせで結びつけ、経済や社会を劇的に変える新たな商品やサービスを生み出すこと指します。身近な例では、クレジットカード、交通系ICカード、スマートフォンの開発は<イノベーション>と言ってよいでしょう。    


入試のこと 

Q.どのくらいの英語力が必要ですか

実用英語技能検定2級合格(1,980点以上相当)者、又はTOEICで550点以上取得相当の英語力を持っていることが望ましいのですが、なにより英語が「好き」なことが重要です。英語を学ぶことに熱意のある人、英語を学ぶことが喜びに思える人は必ずついていけることでしょう。

日本では、文法や語彙、書かせる作文などを中心に教える高校は少なくなく、またヒアリングはやってもスピーキングはまだ十分に行われていない現状では、表現力に自信がない日本人学生は少なくないので心配しないでください。しかし、社会に出たら英語が話せないことで大切な人とのつながりや、ビジネスの機会を失う可能性は高くなります。グローバル・イノベーション学科は十分にそういった状況を理解し、もし英語力に不安がある場合には入学してから徹底的に人前で話したり、会話をしたりするトレーニングを提供する計画をしています。また、様々な国からの留学生とグループ協働学習などの機会を充実させて、多様な会話の機会を豊富に提供することにしています。


Q.推薦入試での受験対策を教えてください

日頃から新聞やニュースを見て、日本のみならず世界の様々な経済情勢や社会情勢をキャッチし、自分の言葉で相手に分かりやすく端的に答えることができるように準備してほしいです。また、英語が好きであることが重要で、英語の読み・書き・聞き・話し、といいった基本的な反復して自然にできるように訓練しておいてください。ただし、受験専門英語のような文法や語彙、英文解釈のような努力は必要ありません。


授業のこと 

Q.学科では日本語での授業はないのでしょうか

本学科に開設している科目はすべて英語で授業を行います。他学部で開講している日本語の授業を聴講することはできます。

Q.もし授業を理解できなかった場合にはどうなってしまうのでしょうか

(1)グローバル・イノベーション学科は、教員と学生の距離が近い指導を心がけます。授業に不安を感じる場合には、不安を取り除くための話し合いをしながら指導してゆきます。場合によっては、オーダーメイドの徹底的な指導を言語習得のプロが行います。それだけに高い目標に達成ができた場合、大きな自信となることでしょう。

(2)学生のニーズに応じた指導をするためのコンシェルジュ的オフィスとなるGINOSスタジオがあります。情報交換と問題解決の場所になっています。授業での質問は日本語を使っても良いですか。日本語の話せる教員であれば柔軟に対応します。しかし、英語に自信がないという理由だけで日本語で質問するのは避けましょう。安易に日本語のコミュニケーションに頼ることは実践的な英語力を鍛えるためにはマイナスとなってしまいます。まずは限られたボキャブラリーでかまいませんから、英語でチャレンジしましょう。レポートや試験もすべて英語を使うのでしょうか。原則は全て英語です。各自の能力クラスに応じて英語のレベルは対応することにしています。 


留学のこと

Q.質問内容回答グローバル・イノベーション学科は必ず留学へ行かなければならないと聞きました

グローバル・イノベーション学科では、グローバルな思考を訓練するために、日本人学生を対象として教員が厳選した有力海外協定校への長期留学を必須としています。

期間は原則として2年次秋学期から1学期間もしくは2学期間となります。しかし、特別な事情がある場合には担当教員とよく話し合ったうえで配慮することにしています。留学先はどこがありますか。学部協定校の一例として、以下の国の大学があげられます。ただし、毎年度変更になる可能性があります。

北米・・・アメリカ合衆国、カナダ

欧州・・・イギリス、フランス、スペイン、オーストラリア、リトアニア、フィンランド、スウェーデン、ポーランド、オランダ、ノルウェー

アジア太平洋・・・オーストラリア、ニュージーランド

原則として個人の希望を受け入れることにしています。しかし、特定の大学に希望者が多い場合には、英語力、成績などの客観的指標によって選考することもあります。


Q.留学の費用はどのくらいですか

渡航費、滞在費(寮費、生活費)、保険代は個々人の負担となります。

なお、原則交換留学を想定しています。交換留学の場合は、本学の学費を支払い留学先の学費を払うことはありません。

海外留学のための奨学金制度があります。詳細は入学後のオリエンテーション等でお知らせします。 


卒業後のこと 

Q.卒業後はどのような仕事に就くことができますか

卒業後の主な進路先は次の通りとなります。

・民間企業(情報津信、金融、化学、エネルギー、流通、卸・小売、建設、製造、運輸、観光、マスコミなど)

・監査法人

・コンサルタント

・国家公務員

・国内、海外大学院進学


卒業のこと

グローバル・イノベーション学科で取得できる資格はありますか。現在のところグローバル・イノベーション学科での学習が直結する資格の取得はありません。しかし、個々人が希望する資格がある場合には、キャリアに応じた指導を行うことにしています。

なお、グローバル・イノベーション学科には教職課程を用意していないため、小・中・高教育職員免許状(教職免許)を取得することはできません。