国際地域学科長メッセージ 

国際地域学科長:藪長 千乃

グローバル化やICTやAIをはじめとするDXなど、社会が大きく変化する状況において、持続性をもった「地域づくり」を行っていくためには、地域に赴き、地域の人とともに課題を見つけ、幅広い視野から解決策を考え・提示し、その地域に根差した形での活動を実践していく人材が必要です。


国際地域学科国際地域専攻は、そのような人材の育成を目指し、1997 年の学科創設以来、現場主義と少人数ゼミナールに立脚した教育を行っています。

都市やまちという空間、生活を支えるインフラ、人々が住み続けられる地域としていくための制度や財政、人々の行動や意識など「地域づくり」で考えないといけないことは様々です。このような幅広い領域をもつ「地域づくり」を学び実践するため、国際地域学科国際地域専攻では、多様な経歴を持つ教員による広範な専門科目を提供するとともに、1年次からの少人数ゼミでの実践的な学修や国内外の様々な地域へのフィールドスタディや多彩なインターンシップなどを充実させています。また、皆さんには、在学期間中に単位取得をともなう一定期間の海外滞在を求めており、その経験を通じて、英語やその他の言語によるコミュニケーション能力・異文化理解力の向上も目指しています。さらに、より専門的な知識や能力を高めたい人に向けて、2つの副専攻、英語副専攻(ESP:English SPecial Minor)と地域デザイン特別プログラムを用意しています。


多彩な専門科目や研修プログラム、専門ゼミナールでの学び、留学生との交流、海外での生活など、国際地域学科国際地域専攻での学びは、皆さんにとって刺激的ものであるにちがいありません。様々な学びの機会を積極的に活用することで、みなさんが一回りも二回りも大きく成長を遂げることを期待しています。