ハイブリッドでの3大学合同ゼミを開催

国際学部 坪田ゼミ(国際経済)では、3年ゼミにおいて貿易を通じた経済発展を勉強しています。その一環として、2020年12月19日に専修大学経済学部 傅ゼミ(アフリカ経済)、共立女子大学 岡部ゼミ(開発と教育)との合同ゼミを、専修大学神田キャンパスでの対面授業と双方向型オンライン授業を組み合わせたハイブリッドで開催しました。

前半では、味の素のナイジェリア現地法人取締役を務めた小林健一氏による「国際的に活躍する人材像」をテーマに講演をして頂きました。ご自身の経験から、日本と海外の文化の違いやその違いとの向き合い方などを明快に語っていただきました。参加学生から闊達な質問が出ました。

後半では、貿易投資とSDGsについて、講義とグループワークを通じたアクティブラーニングを行いました。グループワークはゲーム形式となっており、対面でこそ取り組む価値のある「初対面同士での共同作業」を行いました。グループ内およびグループ間で積極的にコミュニケーションを取ることで、交渉や取引の重要さを体験しました。

会場準備・事前の資料作成・当日の運営・アイスブレークのゲームなどは学生が主体となって企画しました。企画に参加した学生からは、「当日まで実際には会えなかったものの、リモート会議に励んだ」と共に、「入念な感染対策を行ったことで無事に開催できた」といった意見がありました。

引き続き、オンライン授業の利点と対面授業の利点の双方を生かす形でコロナ禍を乗り越える授業の在り方を模索していきたいところです。

(担当:坪田建明)