海外英語実習体験談(2021年度)

Short-intensive Program (ShIP)/海外英語実習 学生の声(2021年度参加)

2021年度、オンライン(一部対面含む)での海外英語実習に参加した学生の声をご紹介します。

写真:最終発表後の集合写真

東洋大学アチーブイングリッシュコース

加藤 璃子 (実習日程:2021年10月4日〜11月6日)

1.最も力を入れたこと

私はとにかく先生の話をよく聞く、自分から発言する、他のクラスメイトが当てられた質問でも自分の事のように考えるということでした。一見当たり前のことのように思えますが、自分を見直してみるとこの基盤となることが実はしっかり出来ていなかったと気がつき、毎日のShIPの授業で意識して実践しました。授業をなんとなく聞いているよりも、その授業にどれだけ真剣になれるかの方が私自身やる気も出すことができたし、そのやる気が生活にも良い影響を及ぼしていたと思います。
PBLのグループワークでは、出来るだけ難しく考えずに「自分が出来ることってなんだろう」を念頭において、わかりやすく伝える、伝わりやすい資料を作る、ということに力を入れました。

2.自分の中で成長した点

「最も力を入れたこと」のように、私は毎日の授業に力を入れました。ShIPアチーブに参加する前は、大学に入ってからは周りの学生の英語力の高さや、自分の英語力に対する自信の無さから、自分から発言したり、先生に質問など出来ると思っていませんでした。そのためShIPに参加することもギリギリまで迷っていました。ですが、自分から頑張ってみようと思えばいくらでも頑張れることや、発言して間違っても何も恥ずかしくないということをフィリピンの先生方から学び、発言や間違うことへの不安感が本当になくなり自分でも驚いています。挑戦してみようと思えるようになり、それを実践できるようになったことが自分自身の1番の成長だと思います。あの時ShIPに参加することをやめないで本当によかったと思っています。もし参加を迷っているなら絶対に参加して欲しいです!

3.印象深いエピソード

始めからオンラインだったので、初めての対面の授業で担当のフィリピンの先生と会った時に、やっと会えた!と、とても嬉しい気持ちになったことです。実際に会って様々な話ができたことを今でも覚えています。
PBLのプレゼンテーションで優勝できたこともとても印象深いです。細かいことを考えすぎて内容が白紙になったり、資料を作り直したりと苦戦することも多々ありましたが、私は自分の班の案が1番良いと思って自信を持ってプレゼンが出来たので、思い返すとそれがいい発表に繋がったかなと思っています。

写真:対面日の様子

マレーシア科学大学コース

内丸 美槻 (実習日程:2021年10月4日〜11月6日)

1.最も力を入れたこと

1日1日の授業を自分にとって学びあるものにすることです。プログラムが始まってすぐの頃は、慣れないメンバーの中、画面越しで、英語を使って授業に参加しなければならないので少し緊張して、なかなか積極的になれませんでした。そこで、このままではせっかくの機会を無駄にしてしまうと思って、毎日小さな目標を立てることにしました。今日の授業は3回以上発言する、先生の講義で気になった単語を5個以上メモする、授業中一番に挙手する、など本当に小さい目標ですが、何かしらの課題を立てて、それを解決することの繰り返しで毎日が自分にとって少しでも意味のあるものになるよう意識して参加していました。また、USMのバディとの交流の機会を逃さないために、できるだけたくさん連絡を取るようにも心がけました。

2.自分の中で成長した点

主体性に関してはかなり成長したと思います。相手の話の意図を完全に理解できるわけではない英語で行われる授業では、分からないことがたくさんありましたが、普段の生活のように友達に聞けばわかることばかりではありません。そのため、USMのバディたちや先生方に、自分から聞かざるを得ないことが多々ありました。また、PBLの活動も問題提起から解決策の提示まで限られた時間の中で、すべて自分たちで行う必要があったため、とにかく自分から、調べて、考えて、行動するという経験がたくさんできました。そのおかげで、自分のプログラム全体への姿勢が主体的なものに変化していったように感じます。また、マレーシアの様々な文化に触れることはそれまでの自分の狭い知見を広げてくれて、今回のプログラムで取り扱ったSDGsについてもより深く、様々な見方で考えられるようになったと思います。

3.印象深いエピソード

PBLの活動は大変だった分深く印象に残っています。最初は何から始めればいいのか全く分からず、完成するか不安だったけれど、それぞれが本当に頑張って、何回もやり直して、何とか形にできました。グループメンバーとは少し前までは全く面識がなかったのに、夜遅くまでオンラインで話し合って作業したことは、不思議な体験でした。大変な時間を共有した分、仲良くなることもできたので良かったです。また、USMのバディたちは常に私たちに親身になってくれて、忙しい中相談に乗ってくれたり、英語の添削をしてくれたり、たくさん助けてもらいました。現地には行けずほとんどオンラインでのプログラムでしたが、時間が過ぎるのが本当に早く感じて、修了式のときには終わるのが寂しかったです。英語力強化にとってだけでなく、オンライン授業ばかりだった大学生活にとっても、いい経験でした。

写真:対面日の様子・文化体験