カメリーノ大学・チュラロンコン大学の先生方と小鹿野を歩き
国際ワークショップで語り合いました

 建築学科、都市環境デザイン学科、人間環境デザイン学科、国際観光学科と国際地域学科の教員で運営する学際的な学習プログラム「地域づくりプラスプログラム」では、海外研修でお世話になっているイタリア・カメリーノ大学よりLucia Ruggeri先生、タイ・チュラロンコン大学よりChulaporn Kongkeo (Joy)先生をそれぞれお招きして、先の3月4日から7日にかけて小鹿野研修と国際ワークショップを行いました。

 まずは小鹿野研修。埼玉県秩父地域の小鹿野町に毎年2回お邪魔していますが、今回は3月4日から5日にかけて現地研修を行いました。ここでは森町長をはじめ町役場の皆様より小鹿野町の現状と課題をご紹介いただくと共に、町内で地域づくりに取り組んでいらっしゃる多くの皆様よりお話を伺いました。また、現地でお世話になっている小鹿野高校も訪ねて今後の交流について語りました。そして何より、研修に参加した学生らでLucia先生とJoy先生といっしょに町内を歩きご案内。事前学習や現地でもシミュレーションを重ねましたが、英語を駆使しての説明に四苦八苦。同時に両先生からは地域づくりに向けた新たな視点を伺い知ることとなりました。

 3月7日には白山キャンパスにて国際ワークショップ “Universities in Action towards Sustainable Communities” を開きました。このワークショップでは、「地域づくりプラスプログラム」の下で実施しているイタリア・タイ・小鹿野における研修をご案内しつつ、Lucia先生とJoy先生よりカメリーノ大学とチュラロンコン大学の地域づくりに関わる取り組みをそれぞれご紹介いただきました。さらに、イタリア・タイ・小鹿野各研修に参加した学生からは研修からの学びを、もちろん英語で、プレゼンテーション。学生にとっては研修で大いに学びがあったようで、限られた準備期間ながらも堂々たる発表に教員一同が目を丸くしました。

 お越しいただいたLucia先生ともJoy先生とも尽きることなく語り合い、今後の更なる研修の展開を約束して一連の研修とワークショップを閉じました。国内外での学際的な学びの場はますます広がります。どうぞご期待ください。

小鹿野町にて地域づくりについてお話を伺う 

小鹿野高校にてお世話になっている先生方と共に 

ワークショップにてLucia先生とJoy先生よりお話をいただく