日本アセアンセンターおよび(株)くりーふの「地域社会実習」合同事後学修を実施しました

国際学部国際地域学科では、国内外での「地域づくり」の知識と、「現場」でそれを実行できる人材の育成を教育目標とし、その実践力を身につけるために現場・実務経験を伴う科目群を設置しています。中でも「地域社会実習」は、国内外の官庁・企業・団体等において実施される業務経験を伴う活動や地域貢献活動等に、授業の一環としての参加し単位修得するものです。

2023年度夏休みに国際機関日本アセアンセンターおよび(株)くりーふでの活動に参加した5名の学生が、11月16日に白山キャンパスで合同の事後学修を行いました。それぞれの実習先ごとに活動内容を発表し、経験の共有や質疑応答を行いました。

 

国際機関日本アセアンセンターでは2名の学生が、中高生の訪問School Visitにおける司会進行やキャリア・進路に関する講演、ASEANに関する個人リサーチ、データ入力、投資セミナーの設営などの活動を実施しました。個人リサーチは、タイのコスメを日本に売り込む方法、およびソーシャルコマースとオンラインペイメントについて行い、最終日に英語で発表を行いました。

幼児教育・学習塾を手がける(株)くりーふでは3名の学生が、キッズキャンプへの同行、教室サポート、遠足の引率、ワークショップの企画・実施などの活動を行いました。ワークショップは11月23日に実施され、小学生の子どもたちがクリスマスに向けたボールランプと星形リース作りを行いました。

 

合同で実施した事後学修では、仲間との協力の重要性、実習先の一員として働くというインターンシップとアルバイトとの違い、また実習先の組織風土など、多くの気付きが共有されました。地域社会実習に参加したことで、普段はなかなか従事することができないような活動を経験できた上、社会人としての基本を知り、自分の強みや弱みを再認識することができました。この経験を今後の大学生活や就職活動、社会人としての生活に生かしていきたいです。

 

(執筆者:国際地域学科国際地域専攻3年、守屋百葉、萩原真央、2年、渡邉風、藤本胡桃、地域総合専攻2年、大城香穂、金子聖子准教授)