地域総合専攻「入門ゼミナール」で福島県いわき市の現状を学びました。

2023年度春学期(木曜6限)の1年生のゼミナール(担当:子島進教授)では、福島県いわき市で展開するボランティアのネットワークを題材に、大学生として必要な基礎的スキルと国際地域学科の特色について学んでいます。

国際地域学科では、2012年から10年以上にわたって福島県いわき市での研修やボランティアを継続しています。担当教員が執筆した『いわき発ボランティア・ネットワーク』をテキストに使い、同書に登場するオリーブプロジェクトの松崎康弘さんにもオンラインで参加してもらいました。

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さらに、同書を読んだいわき市地域振興課職員の早川憲明さんが、白山キャンパスを来訪。いわきの中山間地域の現状について報告した後に、ゼミ生とのディスカッションに加わってくれました。

ゼミ生からは「早川さんは気さくで楽しい人だった」(佐藤巧知)、「いわきの魅力をたくさん知ることができました」(本田そよ花)、「今年の夏はいわき市へ行ってみたいと思います!」(泉木春風)などの意見が出ました。


早川さんには、別途、東洋大学の社会貢献センターとの意見交換にも参加してもらいました。このゼミでの早川さんとの出会いが、本学学生がいわきの地域おこしに関わっていく道筋を作るきっかけになることを願っています。