子島進教授が、『いわき発ボランティア・ネットワーク:ソーシャル・キャピタルの視点から』を刊行しました

2011年3月の東日本大震災以降、子島教授は延べ300人以上の東洋大生を、福島県いわき市でのボランティア兼調査活動に引率してきました。本書では、国際地域学科の学生を中心に、多くの東洋大生が参加してきたボランティア・ネットワークに関する詳細な記述と分析が行われています。

東洋大生が関わってきたいわき発の震災復興プロジェクトには、オーガニックコットンとオリーブの二つがあります。どちらのプロジェクトにも、国内各地から多くの大学生や社会人がボランティアとして関わってきました。プロジェクトを牽引するリーダーやボランティア・ネットワークの特徴について、ソーシャル・キャピタルの概念を用いて考察しています。

 

子島進・中村靖治(編集協力)『いわき発ボランティア・ネットワーク ソーシャル・キャピタルの視点から』

ミネルヴァ書房、2023年5月。

https://www.minervashobo.co.jp/book/b620527.html