新入生の学科共通科目「国際地域学基礎」がスタートしました

国際地域学科では、幅広い視野と地域に根差した活動からの「地域づくり(Regional Development)」を体系的に学んでいきます。その第一歩として、全員が受講する「国際地域学基礎(Ⅰ)」という科目を設置しています。「地域」は、文化、社会、経済、政治などのさまざまな人間活動が複合的な事象となって現れる場であり、自分が暮らしているまち(コミュニティ)や、日本や中国といった国のレベル、さらにはアジアやヨーロッパやアメリカ大陸といった地理的に広大な空間まで、さまざまな規模で多様な形態をとります。この「地域」を暮らし良くしていく「地域づくり」について、広い視野を持ちながら理解し、実践できるようになることを国際地域学科では目指しています。授業では、国際地域学科を構成する教員が、各地域の理解、貧困問題や環境問題などの多様な課題の解決に必要な技術の基礎を概説します。