UN Tourism(国連世界観光機関)によれば、2025年の国際観光客数は15億人を超え、パンデミック前の数値を超えて過去最多を記録し、着実に成長しています。観光は世界規模でますます広がりを見せ、私たちの生活や社会、環境との関わりを深めていきます。そのため、観光の広がりを認識した上で、Well-beingを高めるような観光を構想することが求められています。
また、観光は「時代を映し出す鏡」とも言われ、グローバリゼーションやICTの発展、地球温暖化やAIの進化など、現代社会の特徴や変化を如実に反映します。変化の激しい現代において、様々な視点から観光を捉えることで、私たち自身の観光に対する認識をアップデートすることが求められます。国際観光研究科は、そのような観光の多様性を反映し、多様で個性的なスタッフが集っています。皆さんの観光に対する興味関心がどのようなものであっても受け入れられる準備をしていますし、そのための努力を惜しみません。研究科の仲間からは様々な知的刺激や偶然の出会いがもたらされるでしょう。
他方、観光の普遍的な価値を学ぶことも重要です。「観光は平和へのパスポート」という言葉があるように、平和だからこそ観光が実現できますし、観光は一人ひとりの心に平和をもたらす営みでもあります。小さな営みかもしれませんが、世界をより良い方向へ着実に向かわせる営みだと信じています。
国際観光学研究科は、観光の未来に関わりたいと願う皆さんを歓迎します。
国際観光学専攻
専攻長 佐野 浩祥
本専攻では、実務経験者を含む各分野に精通した教員が研究の指導にあたっており、博士前期課程とともに博士後期課程での学修が可能です。
博士前期課程では、複雑化する観光分野の次世代のリーダー、国際化が進む中で日本と諸外国の架け橋となる人材を社会に送り出すことを目的とします。
博士後期課程では、観光を独創的な視点で牽引するリーダーや、観光分野の教育者、観光学の学術的発展に寄与できる研究者を養成します。
入学定員:博士前期課程15名/博士後期課程3名
開講時間:昼夜開講
キャンパス:白山
学位:前期課程 修士(国際観光学)/後期課程 博士(国際観光学)
教育訓練給付制度指定講座:前期課程