研究指導概要
情報連携学研究科
■ 博士前期課程
1.各セメスタの指導内容
1セメスタ
学問的な視野を広げると共に、修士論文テーマを確定し、研究計画、研究手法等を検討し提案する。
2セメスタ
テーマに関連した研究成果や技術・社会の動向のレビューを幅広く行い研究計画を確定し、それに従って自らの研究を開始する。
3セメスタ
研究を深めながら、その進行状況に応じたフィードバックを行い、修士論文のアウトラインを検討し作成する。
4セメスタ
修士論文の完成に向けて研究を収斂させて行き、修士学位論文を執筆し、完成させる。
2.論文報告会(論文発表会)等の概要と発表の要件等
博士前期課程2年生で、修士論文を提出する予定の者は、修了予定の半年前に行われる中間報告会に論文要旨をまとめてプレゼンテーションをしなければならない。プレゼンテーションは1人15分(質疑応答を含む)とする。
■ 博士後期課程
1.各セメスタの指導内容
1セメスタ
博士研究を開始し、研究指導教員の指導の下で、研究の方向性を定め、研究計画および研究手法を検討する。
2セメスタ
研究テーマを定め、既往の研究成果や技術・社会の動向のレビューを幅広く行うとともに、研究計画を固め、研究を開始する。また学期末には報告会を実施し、研究の進捗状況について指導教員や専攻の教員と質疑応答を行う。
3セメスタ
報告会での質疑応答に基づき研究計画を必要に応じて修正し、更に研究を進める。博士論文の全体構成を固める。
これまでの研究成果について研究発表を行い、そこで得られた意見を参考にして、研究内容を深めるとともに、学術論文を執筆・投稿する。
4セメスタ
これまでの成果をもとにしながら、研究を更に深め、博士論文の執筆を行う。研究成果については、引き続き研究発表と学術論文の執筆・投稿を行う。学期末には中間報告会を実施し、博士論文の進捗状況と見通しについて指導教員や専攻の教員と質疑応答を行う。
5セメスタ
中間報告会での質疑応答を参考にしつつ、最終段階に向けて研究をさらに深める。博士論文の修正と推敲を重ね、その完成に向けて精度を高める。それと併せて対外的な研究成果の発表を行う。
6セメスタ
博士論文の完成に向けて研究を収斂させ、博士論文を執筆、完成させ、公聴会を開き審査を受ける。
2.論文報告会(論文発表会)等の概要と発表の要件等
博士後期課程の学生は、2セメスタ終了時に行われる報告会において、研究テーマに関連した研究課題や研究方法および研究の進捗状況等について報告をしなければならない。報告は、参加教員との質疑応答を含めて1人30分とし、研究科内に公開とする。
博士後期課程の学生は、4セメスタ終了時に行われる中間報告会において、これまでの研究成果および博士論文の進捗状況と見通しについて報告をしなければならない。報告は、参加教員との質疑応答を含めて1人30分とし、研究科内に公開とする。
博士前期課程および博士後期課程在籍者は、学年等を問わず報告会を聴講することが可能であり、積極的に参加することが望ましい。