カルチャー講座
大学の研究成果を社会に公開し、地域社会の発展に寄与する目的で、本会は農学カルチャー講座を実施し、本講座を通じて有益な情報を発信しています。本講座は、毎回特定のテーマを設け、それに関連する専門の研究者や実務経験者で講演会を実施しています。
次回カルチャー講座
2024年度カルチャー講座は、下記にて募集中です。
東北大学大学院農学研究科、
地球共生型新有機性資源循環システムの構築(PICS)プロジェクトでは、
CO2やN2Oのような炭素や窒素の循環に大きく関わる、
目に見えないガスや微生物の研究について、
今年度は2名の先生からご紹介していただくことになりました。
今年度も公益財団法人翠生農学振興会との共催となりましたので、
東北大学農学部同窓会の皆様にもぜひご参加いただきたく、
下記および添付の通り、メールにてお知らせいたします。
記
地球共生型新有機性資源循環システムの構築(PICS)
2024年度PICSオンライン市民講座
「見えないものを見る!」
研究紹介2件(詳細は添付プログラムをご参照ください)
1.LCA-ライフサイクルで考える環境負荷
東北大学(農)・栽培植物環境科学分野 田島 亮介(准教授)
2.見えない微生物を探す方法、見分ける方法
東北大学(農)・動物環境管理学分野 福田 康弘(助教)
開催日時:2025年3月28日(金) 10:00-11:30
開催方法:Zoomによるオンライン開催
参加費:無料(事前申し込みが必要です)先着100名
参加申込先:Google Form https://docs.google.com/forms/d/10L0KJ7-6CoQ4abfG7AI33IUH0vpWKzRpyCZ06zR9UsM/edit
申込締め切り:2025年3月21日(金)まで
参加申し込みの際、お名前、ご所属、メールアドレスを
上記参加申込先のGoogle Formにてお送りください。
プログラムの詳細とZoomのアドレスは追って、
メールにてご連絡いたします。
PICSプロジェクトリーダー多田千佳(動物環境管理学分野 准教授)
PICSプロジェクトとは:
Project of Integrated Compost Scienceの略で、
H16年から東北大学と宮城県と連携して実施しているプロジェクトです。
現在は、コンポストだけに限らず、資源循環、生物多様性など
持続可能な農林水産業を目指した研究プロジェクトに発展しています。
東北大学農学カルチャー講座の開催
令和6年3月18日(月)16:30~17:45
地球共生型新有機性資源循環システムの構築(PICS)2023年度PICSオンライン市民講座が開催されました。
プロジェクトリーダー多田千佳先生
遠藤元治先生(富士大学)、牧野知之先生、米澤千夏先生による研究紹介3件
オンライン参加者50名超で、大変盛況でした。
地球共生型新有機性資源循環システムの構築(PICS)
2023年度PICSオンライン市民講座プログラム
開催日時2023年3月18日(月) 16:30-17:45
開催方法Zoomによるオンライン開催
参加費無料(事前申し込みが必要です)先着100名
16:30-16:32 はじめの挨拶
16:32-16:50
現場に即したバイオマスエネルギーの利用事例
- 花巻市および周辺地域での事業紹介 - (仮)
富士大学
16:50-17:08
東北大学(農)・土壌立地学分野
17:08-17:26
ブルーインフラとしての沿岸域の藻場調査
東北大学(農) ・地域資源計画学分野
米澤千夏(准教授)
17:26-17:43
牧野知之(教授)
遠藤元治 (教授)
講演15分、質疑応答3分
動物環境管理学分野
17:43-17:45 閉会の挨拶
質問タイム
研究内容や東北大学農学部のこと等について、質問を
受け付けます
土壌の秘密:土に加えたバイオマス灰の化学反応と微量元素の
振る舞い(仮)
PICSプロジェクトリーダー多田千佳(准教授)
陸と海のバイオマス資源を活用してCO2削減に貢献する!
公益財団法人翠生農学振興会共催
第55回日本無菌生物ノートバイオロジー学会総会/東北大農学カルチャー講座(第65回)
東北大学大学院農学研究科
栄養学分野
大崎 雄介
2022年1月22日に第55回日本無菌生物ノートバイオロジー学会・第65回東北大学農学カルチャー講座が東北大学青葉山コモンズとオンラインのハイブリッド形式にて開催されました。本講座では「薬に頼らない食糧生産」と題したシンポジウムで3名の先生に微生物・ウイルスと宿主の関係についての講演をいただきました。また、イブニングセミナーとしてキリンホールディングス株式会社の駒野悠太氏にプラズマ乳酸菌による免疫系への影響の研究に端を発した機能性表示食品の開発ストーリーについて講演をいただきました。会場とオンラインからの質疑討論も活発で、腸内細菌やウイルスと宿主の関係に対する関心の高さが再認識される公開講座となりました。
講演
<シンポジウム>
薬に頼らない食糧生産
1.抗ウイルス性イムノバイオティクスの応用基盤研究
東北大学大学院農学研究科 食と農免疫国際教育研究センター 北澤春樹 教授
2. キュウリモザイクウイルスのシロイヌナズナへの不顕性感染は条件的相利共生なのか?
東北大学 大学院農学研究科 植物病理学分野 高橋英樹 教授
3.動物実験に依らない機能性食品の開発:食品成分のヒト腸内での動態を考慮して
神戸大学農学研究科 食の安全・安心科学センター, 神戸先制医療システム 大澤朗 教授
<イブニングセミナー>
Lactococcus lactis JCM 5805(プラズマ乳酸菌)の深耕と応用
キリンホールディングス株式会社 品質保証部 信頼性保証室 駒野悠太