家畜の育種改良が行われる一方で、遺伝的多様性が消失してしまう恐れが考えられます。そこで、ウシなどを中心に遺伝的多様性を評価するとともに、生産性の増加と多様性の維持を両立するための評価法および保全法について、実際の家畜から得られた血統情報およびSNP遺伝子型を用いた研究や、シミュレーションによる研究を行っています。
研究業績
Uemoto et al. (2021) : https://doi.org/10.1111/asj.13643
高密度SNPチップは一度に数万SNPを遺伝子型判定できます。このSNPチップを使って、ゲノム育種価を予測する方法をゲノミック評価と言います。ゲノミック評価を効果的に行う方法について、実際の家畜から得られたSNP遺伝子型を用いた研究や、シミュレーションによる研究を行っています。
研究業績
Takeda et al. (2020) : https://doi.org/10.1111/asj.13432
Takeda et al. (2021) : https://doi.org/10.1186/s12864-021-08121-z