3Dプリンターで制作できるデータ(.stl)、GeoGebra用グラフデータ(.ggb)等を提供しています。
無料で利用していただけますが、著作権は放棄しておりません。(画像、コンテンツ等を含め、)流用、転載等はご遠慮下さい。
【各データの拡張子】
・stl・・・3Dプリンター用データです。「ペイント3D」等のアプリで開き回転させることもできます。
・ggb・・・GeoGebra(空間図形)用データです。GeoGebraがブラウザで起動します。
サインカーブの回転体
y^2+z^2=sinx+1
「螺旋」
くるくる回すと、正弦曲線、余弦曲線が現れます。
横向きに作りました。これは、バリ取りです。
やすりで30分ほど磨く(100番~1000番程度)と、かなり満足できました。
作品を制作するとき、土台を外すかどうか、迷うことがあります。土台も含めて、一つの作品として。
これもその一つ。螺旋階段についたバリのエグみが味になる。
<C×R空間内における実数値をとる複素数関数の表す曲線>
f(z)=z^4+4z(z∈C,f(z)∈R)の表す曲線
f(z)=z^3+z(z∈C,f(z)∈R)の表す曲線
変曲点で分岐しない。3つの分割された曲線で表されます。(折れてしまいました。)
f(z)=z^4-2z^3+27/16(z∈C,f(z)∈R)の表す曲線
f(z)=(z^2+z+1)^2(z∈C,f(z)∈R)の表す曲線
f(z)=(z^3+1)^2(z∈C,f(z)∈R)の表す曲線
f(z)=z^2(z∈C,f(z)∈R)
の表す曲線
f(z)=z^3(z∈C,f(z)∈R)
の表す曲線
f(z)=z^3-z(z∈C,f(z)∈R)
の表す曲線
y = x2+2ax+2a2 - a +1
の表す曲面
y = -x2-2ax- a+1
の表す曲面
<球体の分割>
制作時間16時間。久しぶりに大物(8cm)を制作しました。
球体7/8
バリを剥がし
ラフトは、残し
合体
はみ出てしまいました。球体7/8を少し大きめに制作していたのですが、予想よりも大きくズレました。中心が集まるようなパーツを組み合わせるときに、よく起こる失敗です。
小さい方のパーツをサイズダウンして作り直します。
無事に完成
<2次関数のグラフの平行移動>
2次関数+1次関数=2次関数
数教協でお世話になった先生から教わった教材です。頂点は動きますが、合同な放物線です。
<美術室にあったやつ>
円錐を四角柱が貫いています。デッサンモデルのようです。
<球面上の三角形>
半径rの球面上の三角形の面積Sは、3つの内角の大きさ(弧度法)を、それぞれα,β,γとすると、S=(α+β+γーπ)r^2で表せる。
<底辺10cm,高さ6cm,頂角90°の三角形>
ユークリッド平面上には存在できません。
曲面上で表現してみました。
<メビウスの輪>
<ガブリエルのラッパ>
天使ガブリエルの持っているラッパのニックネームが付けられた曲面。体積は有限なのに、表面積が無限。
身近な関数のグラフをシンプルに回転して。
<2次関数y=-x^2+4の回転体>
放物線とx軸で囲まれた部分をx軸周りに1回転させた立体です。
(横に倒して、制作しています。意外に、平たい。)
方程式(x,y,zの2次式)=0で表される図形(立体)を2次曲面といいます。2次曲面は、円錐面や楕円面など、いくつかのパターンに分類がされます。
<円錐面と平面>
円錐を上下につなげたような形をした立体が「円錐面」です。
2本の直線が交わっているとき、一方を軸として、もう一方を回転させると「円錐面」ができます。
平面との共有部分が2次曲線(楕円、放物線、双曲線)になります。(または、直線、点。)
<一葉双曲面>
石川県の金沢駅にある「鼓門」のデザインなどにも使われています。
金沢旅物語 金沢市観光公式サイト
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10050.html
座標空間における『(異なる)2直線』と『2次曲面』の関係に注目します。
『(異なる)2直線』の位置関係は、(A)平行、(B)交わる、(C)ねじれの位置のいずれかとなります。
一本を軸として、もう一本を一回転させたときにできる回転体は『2次曲面』となり、
(A)平行 ⇒ 『円筒』
(B)交わる ⇒ 『円錐面』(※ただし、2直線が直交する場合は、『平面』)
(C)ねじれの位置 ⇒ 『一葉双曲面』(※ただし、2直線が垂直の場合は、『円がくりぬかれた平面』)
ができます。
(A)円筒
(B)円錐面
(C)一葉双曲面
<2次曲面 アソートパック>
娘からもらったチョコレートの菓子箱に詰めてみました。
左上から、
楕円放物面 双曲放物面 楕円球面
円錐面 一葉双曲面 二葉双曲面
<双曲放物面?それとも、カテナリー曲面?>
立方体の側面を対角線で切り抜いた立体(立方体から正四面体を切り抜いた立体)を、シャボン玉液につけてできる膜面は、
・双曲放物面?
・カテナリー曲面(正式名称ではない)?
どちらでしょうか。
現在、実験中(失敗中)です。なかなかうまく膜面が張ってくれません。
理論的に、断面はカテナリー曲線になりそうだが、厳密に証明はしていません。
<トーラスの薄切り>
<トーラスバームクーヘン>
<トーラス ぶつ切り>
z軸方向に垂直に切りました。
カージオイドの回転体
<カージオイドの回転体>
カージオイド(心臓型?)を回転させた立体を制作してみました。
これは、 まちがいなくリンゴです。
<シュタインメッツの立体>
複数の円柱の共通部分が表す立体を「シュタインメッツの立体」といいます。体積を求める問題が、大学入試等でも出題されています。
以下の3Dプリンター用データ「シュタインメッツの立体切り出し(.stl)」は、円柱にスリットを入れた作品となっています。スリットにそって、外殻を取り除くと、共通部分(シュタインメッツの立体)が出てきます。素手でも取り外せますが、細いマイナスドライバーをノミのようにスリットに挟み、トンカチで軽くたたくと、簡単に外殻を剝がせます。やすりで磨くときれいに仕上がります。
<円柱2本>
2本の円柱の共通部分
x軸,y軸を中心軸とした半径の等しい2本の円柱の共通部分です。
※名古屋市立大学(医)
2004年 類題
<円柱3本>
3本の円柱の共通部分
x軸,y軸,z軸を中心軸とした半径の等しい3本の円柱の共通部分です。
※東京大学
2005年 類題
<円柱4本>
4本の円柱の共通部分
正四面体の各頂点と内接球の中心を結ぶ4本の直線を中心軸とした半径の等しい4本の円柱の共通部分です。
<円柱6本>
6本の円柱の共通部分
正六面体の各表面の対角線と平行になる中心軸をもつ半径の等しい6本の円柱の共通部分です。
<球面(赤)(青)>
半球面を2つ作って、重ねています。
赤と青、重ねて紫には、できませんでした。残念。
<球面(輪切り)>
生徒も挑戦してくれましたが、すべて積み上げはできませんでした。