平成18年度より、甲斐ノ川小学校と福井小学校が統合し、新たに「咲楽小学校」として開校した。
平成27年度には、統合10周年を迎え、児童、保護者、地域全体が会して、記念式典を挙行。併せて、学校地域連携推進会議に「校訓」制定を諮問、
平成28年度より 「心を耕し 学びを入れて 志しに繋ぐ」を校訓として、統合16年目をスタートする。
校区は、「小家」「甲斐ノ川」「福井」の3地区でから成り、「福井」地区に校舎がある。校区が広いため、「甲斐ノ川」「小家」地区の児童は、
スクールバスにより通学している。
本校は、田辺市北東の山間部にあり、紀伊半島の中央部を流れる日高川河口より約50㎞上流に位置する。地域の大部分は、植林による杉や桧の山林で、
耕地はわずかな台地と山の斜面に開かれた階段状の田畑からなっている。校区内の人口は、720人、403世帯(R6.2.29現在)で、全国山村で
みられる過疎化、高齢化現象が当地域でも顕著である。
統合前の甲斐ノ川・福井小学校の頃から、地域の教育に対する関心は非常に高い。保護者、校区民の学校教育の充実のための、温かい理解と協力を
いただいている。
甲斐ノ川小学校
明治12年 3月 1日 小家・甲斐ノ川が連合して創立
(民家を借用、荒嶋小学校と称す)
明治20年 仮校舎を小家の民家に移す
明治21年 3月 1日 荒嶋神社長床を仮校舎とする
明治26年 1月 6日 仮校舎を小家の民家に移す
明治28年 1月 3日 医王寺を仮校舎とする
明治29年 4月 仮校舎を甲斐ノ川の民家に移す
明治30年 6月15日 荒嶋神社長床を仮校舎とする
明治34年 6月 大瀬に新校舎完成
昭和20年 2月 2日 現位置の新校舎に全員移転
昭和48年11月 5日 新校舎及び体育館の竣工祝賀会挙行
昭和54年11月29日 甲斐ノ川小学校「百周年記念誌」刊行
平成 8年 4月 8日 校舎大改修のため仮校舎で授業を行う
(同8月24日終了)
平成18年 3月25日 閉校式を行う
福井小学校
明治10年 9月10日 上下福井村・上下柳瀬村連合して柳瀬小学校を開校する
明治20年 4月 柳瀬村を分離し、福井簡易小学校を創設する
明治35年 4月 福井尋常小学校と改名し、新校舎を竣工する
大正 4年 2月 新校舎の落成式を挙行する
昭和10年 5月 新校舎が完成し、教室を移転する
昭和43年 3月 新校舎が完成し、鉄筋コンクリート2階建となる
昭和44年 3月 福井小学校讃歌と校章が制定される
昭和52年10月 福井小学校創立百周年記念式典を挙行する
平成 6年 4月 体育館竣工式典を挙行する
平成12年 3月 福井小学校讃歌を校歌として制定する
平成17年 5月 校舎内の木質化工事が完了する
平成18年 3月25日 閉校式を行う
咲楽小学校
平成18年度 4月 2日 開校式を行う
平成27年度 4月 2日 統合10周年を迎える
2月14日 統合10周年記念式を挙行する
平成28年度 4月 1日 校訓「心を耕し 学びを入れて 志しに繋ぐ」を制定する
完全複式の学級編成となる
平成29年度 4月 1日 特別支援学級が設置される
完全複式の学級編成が解消される
平成30年度 4月 1日 完全複式の学級編成となる
令和 3年度 4月 1日 完全複式の学級編成が解消される
令和 5年度 4月 1日 完全複式の学級編成となる