NPO法人 敷島棚田等農耕文化保存協会

展望の良い棚田の舞台で、いっしょに汗を流してみませんか

〇活動の目的

棚田の復活と維持の活動を会員の知恵と工夫を生かし、

楽しく行うのが保存会の基本理念です。

〇活動内容

・観賞用の菜の花播種から田植え、ろうそく祭り、虫送り祭り、

他の草取、稲刈り、雑穀、米加工の作業。

・棚田の景観復活のため、荒れた田んぼの草刈、樹木の整理、

くずれた畔の補修など。

・今後の目標は、棚田オーナー制度の導入、棚田米、棚田の酒、

菓子などの「棚田ブランド化」。

また、田植え前の水田での「どろんこ運動会」

・植田に灯明を一面に灯す「灯明祭り」、植田の中で行う舞踏、

演劇、音楽会などの活動を全国へ発信したい。

〇主な活動分野

・棚田景観の復活と、都市と農村の交流の場づくり、農耕と食の

体験、農産物の提供を通じ地元地域と都市との様々な交流

・会員を募集

・棚田を貸し出す「棚田オーナー制度」を準備中です

〇会員の状況と参加の方法

・現在地元甲斐市を始め県内や東京、埼玉、静岡の参加を含め41名です。

年会費3千円です、収穫米を差し上げます。

是非ご参加下さい。

棚田は農耕民族である日本人の源風景です。

●山梨県甲斐市の北部昇仙峡入口に展開する棚田は、徳川幕府の御許可を得た証である「御

朱印」を受け、この経緯を示す地名が「御領棚田」として残っています。

●かつては全国に誇る1000枚以上の棚田が展開し、昇仙峡と並んだ観光資源でした。

その後荒廃し、保存会の発足当時の棚田は約300枚位でした。

●この貴重な歴史的な農耕文化遺産である棚田とその景観復活の為に、平成11年5月に敷

島棚田保存会を設立し、平成15年にNPO法人敷島棚田等農耕文化保存協会となりまし

た。

●以来棚田復活に向け、様々な棚田文化の発信活動や、棚田景観の復活、周辺の耕作放棄田

の整復活と荒れ地防止の為の草刈り、棚田オーナー者の募集と支援、などの活動を行っ

てきました。現在ではその活動と地元の棚田への関心も高まり、約800枚に復活して

います。

会長 堀内克一