マーケティング論(2021年度秋学期:国際経営学部)

授業の概要

マーケティングとは、企業を顧客につなげる活動のことです。ターゲット顧客のニーズを捉えて、製品が自然に売れていくような仕組みを作ることがその目的です。

企業は経営資源(ヒト・モノ・カネ)を用いて製品・サービスを作りだし、それらを顧客に販売することで本業の利益を得ます。マーケティングの特徴は買い手である顧客との関係を扱うことにあります。

この講義では、専門的なトピックスを網羅的に学ぶことは避けて、厳選されたマーケティングのツールを体系的に紹介し、その使い方を学ぶことに重点を置きます。 

科目の目的

マーケティングとは、企業を顧客につなげる活動のことです。ターゲット顧客のニーズを捉えて、製品が自然に売れていくような仕組みを作ることがその目的です。

この講義の目的は、マーケティングの「大まかな全体像」を知ってもらうことにあります。 

到達目標

講義の最低限の達成目標は、受講生がマーケティングの世界で定番とされているツール(4P、STPなど)を適切に用いて、企業のマーケティング戦略を評価したり、自分なりに戦略立案ができるようになることです。これらのツールはビジネスプランを立案する際にいわば思考の出発点として用いられるものばかりであり、それらの有用性や限界を知っておくことは、学術的に興味深いだけでなく、実務志向の学生にも大いに役に立ちます。 

授業計画

評価方法

期末試験(88点)、授業後のミニッツペーパー(12%)、発言点(プラスα)

実施形態

Zoomを用いた同時双方向型のオンライン講義となります。 

テキスト・参考文献等

テキストは使いません。毎回の講義では、教員が作成したレジュメを使います。

初学者にお薦めできるきちんとしたテキストとして、以下の2冊を参考文献に挙げます。講義の副読本として読むと大いに効果的です。