ゼミ(久保知一研究室)2021年度
ゼミについて
理念
ゼミのキー・コンセプトはLearning by Researchです。
高品質なマーケティング研究を世に問うことを通じて、自分の頭で考えられるようになることを目指します。
研究領域
マーケティングに関するものなら何でも研究対象になります。大きく分けて、(1) 生産と消費を結びつける流通システム、(2) 個別企業が繰り広げるマーケティング戦略、(3) 個々の消費者の意思決定を扱う消費者行動の3つの領域を扱っています。
ゼミ生の研究テーマを僕が与えることはなく、ゼミ生が自分の興味のあるテーマを自由に選んで取り組みます。
特徴
ゼミを日本語に訳すと「研究会」です。その名の通り、久保ゼミでは研究をして論文を書き、学内・学外問わず積極的に発表していきます。過去のゼミ生は数多くの賞を獲得してきました。
ゼミ生の論文は全て実証分析 (empirical analysis) を用いて書かれているのが特徴です。実証分析とは、現実の問題に着目し、その問題がなぜ生じているのかを説明する仮説をたてて、データを集めて仮説が正しいのかどうかを実証的に吟味するスタイルです。
したがって、マーケティングの最近の流行について表面的に理解するのではなくて、「この問題はなぜ生じているのだろうか?」という問題を提起し、それを説明するような理屈(新しい仮説)を生み出し、その仮説の正しさをデータに照らし合わせて確かめる作業を重視します。この作業を通じて、論理と事実を武器にして自分の考えを主張できるようにトレーニングをしていきます。
メンバー
9期生(4年生):13名(男子4名+女子9名)
田熊 亮斗
西村 武登
小林 美緒
有泉 柚紀
山口 拓真
平賀 美羽
吉田 沙世
石井 花奈
蓬莱 美香
江場 龍之介
山田 真優
光岡 夏実
友次 葉
10期生(3年生):17名(男子6名+女子11名)
仲野 啓輔
橋詰 千咲
佐藤 梨乃
宮園 健慎
山田 果奈
中村 珠久
関谷 美帆
小宮 大知
名越 真由
羽木 滉太郎
佐々木 颯大
面谷 怜那
鑓田 千紗
亀嶋 菜央
納谷 夏美
石井 晴香
菅原 惇平
グループ
1班:面谷怜那・石井晴香・中村珠久・関谷美帆・菅原惇平・佐々木颯大
2班:鑓田千紗・名越真由・山田果奈・納谷夏美・小宮大知・仲野啓輔
3班:橋詰千咲・亀嶋菜央・佐藤梨乃・羽木滉太郎・宮園健慎
活動記録
4月13日(火)
3限:キックオフミーティング
4限:春休みの論文の報告
5/6限:推測統計ダイジェスト
4月20日(火)
3限:自己紹介
4限:ディベートミーティング
5限:エクセルによる回帰分析
ゲストスピーカー:江藤かな(久保研究室6期生)
4月27日(火)
3限:青木哲也 (2021)、「顧客対応の可視性とカスタマー・エンゲージメント管理」、『組織科学』、第54巻第3号、59-71頁。
4/5限:原 (2021)、『Pythonによる経済・経営分析のためのデータサイエンス:分析の基礎から因果推論まで』、東京図書、第1/2章。
6限:オンライン懇親会
5月4日(火)
3限:西本章宏・勝又壮太郎 (2018)、「メガマーケティングによる市場の断絶と創造:着メロから着うたへ」、『組織科学』、第51巻第3号、31-45頁。
4限:ディベート練習
5/6限:回帰分析レポートコメント
5月11日(火)
3限:勝又壮太郎・金勝鎮 (2020)、「市場制約による段階的な機能向上:スマートフォンの画面サイズはなぜ少しずつ大きくなったのか?」、『組織科学』、54巻2号、62-72頁。
4/5限:ディベート練習
6限:オンライン懇親会(10期生)
5月18日(火)
3/4限:ディベート練習
5月25日(火)
3限:田中辰雄・山口真一・彌永浩太郎 (2018)、「ネットワーク効果が働くフリーミアムでの二つの企業戦略:モバイルゲームを題材に」、『組織科学』、第52巻第3号、47-56頁。
4限:ディベート
5限:原 (2021)、第4章「Pythonによる基礎的な統計分析」
6月1日(火)
3限:中川宏道 (2015)、「ポイントと値引きはどちらが得か?ポイントに関するメンタル・アカウンティング理論の検証」、『行動経済学』、第8巻、16-29頁。
4限:
5限:原 (2021)、第5章前半「Pythonによる多変量解析-クロスセクション・パネルデータ」
6限:
6月8日(火)
3/4/5/6限:ディベート強化週間
6月12日(土):関東学生マーケティング大会開会式
6月13日(日):インカレディベート大会(オンライン開催)
共催:小野晃典ゼミ(慶應義塾大学商学部)、千葉貴宏ゼミ(関西大学商学部)、竹内亮介ゼミ(東洋大学経営学部)
6月15日(火)
3限:原 (2021)、第5章後半「Pythonによる多変量解析-クロスセクション・パネルデータ」
4限:卒論レクチャー
5限:ゲストスピーカー:飯田光(久保研究室5期生)
6月22日(火)
3限:山本晶 (2020)、「二次流通市場が一次流通市場における購買に及ぼす影響」、『マーケティングジャーナル』、40 巻2 号、29-41頁。
4限:卒論レクチャー
5/6限:原 (2021)、第3章「Pythonを使ってデータを集めよう」
6月29日(火)
3限:関マケ研究構想発表
4限:卒論レクチャー
5/6限:原 (2021)、第6章「応用編:機械学習と因果推論とテキスト分析」
7月6日(火)
3限:ケース・メソッド「トリンプ/ワコール」
4限:関マケ中間報告
5限:クロス集計表とカイ自乗検定
7月13日(火)
3限:
4限:
5限:
6限:
9月21日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第1章「無差別曲線――ひとの好みを図に描く 」。
4限:関マケ中間報告
5限:卒論中間報告
9月28日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第2章「予算線と最適化――何が買えて何を選ぶのか 」。
4限:卒論中間報告
5限:関マケ中間報告(オープンゼミ)
6限:個別ゼミ相談会
10月5日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第3章「需要曲線――いくらなら、いくつ買うのか」。
4限:関マケ中間報告
5限:卒論中間報告
10月12日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第4章「供給曲線――いくらなら、いくつ作るのか」。
4限:関マケ中間報告
5限:卒論中間報告
10月19日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第5章「市場均衡――市場で価格はどう決まるのか」。
4限:
5/6限:入ゼミ面接
10月26日(火)
関マケ論文執筆強化週間
11月2日(火)
3/4/5/6/7限:関マケ終了記念特別ゼミ
11月9日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第6章「外部性――他人が与える迷惑や利益 」。
4限:卒論中間報告
11月16日(火)
3限:関マケプレゼンリハーサル
4限:ケース・メソッド:キリンタップマルシェ
11月23日(火):特別ゼミ
関マケプレゼン直前リハーサル
11月27日(土):関マケ本番
11月30日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第7章「独占と寡占――さまざまな種類の市場 」。
4限:卒論中間報告
5限:11期生顔合わせ
12月7日(火)
3/4限:先輩からの就活ガイダンス
12月14日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第8章「リスクと保険――確実性と不確実性 」。
4限:卒論中間報告
5限:リヴァンプ、大塚 亮一氏・藤村茉莉江氏(久保研究室6期生)によるケース・スタディ
6限:ゼミの続き
12月21日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第9章「公共財――なぜみんなに大事なものは、いつも足りないのか」。
4限:卒論中間報告
5限:ゲストスピーカー
1月18日(火)
3限:坂井豊貴 (2017)、『ミクロ経済学入門の入門』、岩波書店、第10章「再分配――格差と貧困をどう測るか」。
4限:10期生卒論構想発表
5限:卒論相談会
1月30日(日):卒論報告会
3月25日(金):卒業式
3月27日(日):追いコン