東葛印旛大師、正式名称「准四国八十八ヶ所東葛印旛大師巡拝(送り大師)」は、四国霊場を模した八十八の札所と十六の掛所を、5月1日から5日までの五日間にわたり巡拝する行事で、江戸時代から二百年以上にわたり伝承されています。
東葛印旛大師、正式名称「准四国八十八ヶ所東葛印旛大師巡拝(送り大師)」は、四国霊場を模した八十八の札所と十六の掛所を、5月1日から5日までの五日間にわたり巡拝する行事で、江戸時代から二百年以上にわたり伝承されています。
江戸時代より二百年以上続く伝統行事「東葛印旛大師」、正式名称「准四国八十八ヶ所東葛印旛大師巡拝(送り大師)※」の公式サイトです。
「東葛印旛大師」の始まりについては、文化4年(1807)や文政5年(1822)など諸説があります。
この行事は、四国霊場八十八ヶ所を模した札所と、十六ヶ所の掛所を巡る「巡拝(送り大師)」として、毎年実施されています。
巡拝巡行は毎年5月1日から5日まで行われ、全行程約80キロメートルにわたって札所と掛所を巡ります。一行には、結願区住職が務める先達をはじめ、弘法大師像を祀った厨子、曼荼羅旗、結願旗、吹螺師、四国霊場公認先達、僧侶、そして白衣を着用した各地区の参加者(講員・組合員他)が加わります。各札所・掛所では、参加者によって般若心経や大師宝号が唱えられます。
巡拝巡行が終わり、初日に出発した札所に弘法大師像が戻ることを「結願」(けちがん)と呼びます。最終日、結願区の札所に到着する際には、煌びやかに着飾ったお稚児さんも加わり、華やかな雰囲気の中で「お練り込み」が行われ、行事の締めくくり「結願法要」が執り行われます。
※「送り大師」「お練り込み」の解説は下方
本堂にエアコンが有りませんので、熱中症対策として、飲料の持参をお願い致します。
会場(本堂外)でも、冷たい飲料を用意しています。
平塚結願スローガン決定「共に歩もう 明るい未来に向かって」(令和7年6月22日)
延命寺 稲葉住職による名言です!
平塚結願 開始 (令和7年5月21日)
第1回お籠りが無事終了しました。お籠り風景写真は下方に。
平塚 延命寺 地図を見る pdf
令和七年度巡拝は、無事「結願(けちがん)」となりました。(令和7年6月3日更新)
6年ぶりに徒歩巡拝を基本とした令和7年度の東葛印旛大師巡拝において、巡拝・巡行者の5日間の延べ参加人数は約450名でした。
各札所での受付や接待、次の札所への送り当番など運営に関わった方々も含めると、実際に携わった参加者数は約600名となりました。
なお、最終日の「お練り(練り込み行列)」には、お稚児さんの関係者も含めて約300名が参列しました。(動画は下記に)
柏市民新聞5月9日号に掲載されました。記事を見る pdf
令和七年度巡拝写真(写せていない札所はご容赦ください)(令和7年5月9日更新)
Googleログイン画面が出る場合がありますが、ログインしないでご覧になれます。
1日初日+出発式 写真を見る
2日目 写真を見る
3日目 写真を見る
4日目 写真を見る
5日目+結願式+平塚 延命寺へ引き継ぎ 写真を見る
新曼陀羅旗をあつらえ再始動! 6年振りの徒歩巡拝復活【第2弾 動画】YouTube Time 21:29 (令和7年5月6日)
本動画(第2弾)では、巡拝の最終日に行われた「お練り込み」の様子を中心にお届けいたします。
新曼陀羅旗をあつらえ再始動! 6年振りの徒歩巡拝復活【第1弾 動画】YouTube Time 16:26 (令和7年5月5日改)
本動画(第1弾)は、巡拝5日間、徒歩巡拝している先達一行の「法螺の音」「掛け念仏」を中心にお届けいたします。
令和七年度巡拝開始、新曼陀羅旗の開眼供養模様 写真
新曼陀羅旗製作委員会ご報告 (令和7年4月15日更新)
聖地を巡る物語 ~新曼陀羅旗製作の軌跡~(総集編) YouTubeビデオ Time 37:31
〃 掛け念仏で巡拝 YouTubeビデオ Time 5:57
60年ほど使用した曼荼羅旗の損傷が酷いので、新調すべく「四国八十八ヶ所霊場・高野山」に赴き、押印していただいて来ました。
八十八ヶ所霊場での押印が終わり、残すは高野山奥の院での押印のみの写真をご覧ください。 (令和7年3月20日更新)
東葛印旛大師の札所・掛所の地図を作成されていることを発見しました。
詳しい作者は不詳ですが、丁寧に調査された内容となっています。
地図を見る (注:東葛印旛大師組合 公認ではありません)
「送り大師順路絵馬」
柏市大井 福満寺所蔵品(描き直し品) 柏市泉 龍泉院にオリジナル品があります
平塚結願 開始
エアコンはございませんが、本堂には季節の風が吹き抜け、虫の声や木々のざわめきが響きます。
自然とともに過ごすお勤めは、心を整え、日々の喧騒を忘れさせてくれます。是非、ご参加ください。
築360年の本堂(当時の部材を一部使用との事)
窓を開け放し、自然の息吹を感じながら開催。
法話中の稲葉住職
東葛印旛大師の魅力
伝統文化に触れる:古くから伝わる伝統行事に参加することで、日本の文化に触れることができます。
地域との触れ合い:地域の人々と共に巡拝・接待することで、新たな出会いや交流が生まれるきっかけとなります。
美しい風景:新緑の中、様々な寺社仏閣を巡ることは、心身ともに癒やされる体験となるでしょう。
結願行事:特に、最終日の締めくくりとなる「お練り込み」(行列)に参加する稚児さん達にとっては、記憶に残り、次の世代へと語り継がれることでしょう。
平成16年(2004年)と少々昔ですが、ていねいな解説ナレーター入りの平塚結願区の動画です。東葛印旛大師巡拝(送り大師)を理解するには最適と思います。60分と長いので、早送りしながらご覧ください。(白井市所有) YouTube ビデオ Time 59:19
現在は、練り込みに参加のお稚児さんの衣装がレンタル品になり煌びやかです。
※ 東葛印旛大師「送り大師」は、弘法大師の入定日3月21日にちなんで、毎月21日にお籠り(おこもり)と言われる「行事」を開催しています。
※ 東葛印旛大師「送り大師」は、通常の「巡拝」が信仰心ある人が社寺を参拝することを意味するのに対して、弘法大師像を祀った厨子が信者の待つ場所へ赴くことも含まれる、という点が特徴です。
※ 練り込み行列配列(昭和~平成)近年は簡略化傾向です。
1.露払い 2.吹螺師(やかん持ち) 3.(囃子) 4.結願区大師組合大世話人、顧問、寺総代 5.来賓者 6.万灯1号 7.大師講(和讃講)、御詠歌連 8.金棒つき 9.稚児関係者 10.万灯2号 11.吹螺師(やかん持ち) 12.旗持ち(曼荼羅旗・結願旗) 13.僧侶 14.先達 15.大傘持ち 16.大師像厨子(大傘持ち) 17.組合本部役員・顧問 18.四国公認先達 19.各地区大世話人 20.次期結願区組合員 21.各地区組合員
創立には高柳村(現柏市)の大久保氏と長全寺(柏市・曹洞宗)の住職が主導的な役割を果たし、組合の範囲は旧沼南地域を中心に柏・鎌ヶ谷・白井・松戸の各市に及びます。
平塚地区のページに、解説入りの動画ビデオを用意して有りますので、ご覧下さい。
ヘッダー写真は、写真家[故森 一男氏]の写真を使わせていただいています。
ページ内写真一部は、高柳在住[長谷川金治氏]の写真を使わせていただいています。
説明文は、[ウィキペディア][地域文化資産ポータル][柏市文化課 柏の歴史企画展]を一部使わせていただいています。ありがとうございます。
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