BOINC(Berkeley Open Infrastructure for Network Computing)は、
グリッドコンピューティング(分散コンピューティング)システムの一つです。
( http://boinc.berkeley.edu/ )
参加者がPCの余剰リソースを使用して科学計算を行うことで、人類全体への貢献になります。
BOINCプラットフォーム(いわば分散コンピューティングのネットワーク)上ではSETI@homeのように様々な研究・解析の科学計算等を分担して実施するというプロジェクトが様々あります。現在WCGでは,主に次の条件に該当するプロジェクトを対象としているようです。
● 人類に利益をもたらすための問題解決に焦点を当てた研究
● 公的または非営利組織が主導する研究
● パブリック・ドメインに貢献する研究
● グリッド・コンピューティング・テクノロジーによって促進される研究
具体的には,
● 新しい伝染病と既存の伝染病の研究 - HIV/エイズ、マラリア、重症急性呼吸器症候群 (SARS) などの治療の進歩
● ゲノムと疾病 - ヒト遺伝子によってコード化されるたんぱく質の機能、および一般的な疾病の
治療法との関係
● 環境研究 - 気象学、および重大な気象警報、汚染、改善、気候モデリングなど
● 自然災害と飢餓 - 地震警告、作物および家畜の生産を改善するための情報、および重要な
天然資源 (水など) の供給についての評価
といった内容を研究,解析するプロジェクトを対象として,分散コンピューティングによってCPU資源を提供する活動になります。
TEAM SHACHI-HOKOでは、WCGのみに参加しております。