さて、2次試験に向けて具体的な対策の前に、ここでは2次試験において各科目が、実際どのような配点で出題されているかの特徴を見てみましょう。
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2次試験 各科目の得点配分
2次試験では、午前・午後を通して、合計420点分の出題がなされます。
このうち、例年の出題傾向からおおまかな得点配分をご紹介します。
(最新の出題における配点を知りたい場合には、TACなどの解答速報が参考になります。)
・証券分析
420点中、210点が証券分析です。
これは、過去から長い間変わっていないので、今後も続くことが予想されます。
そのなかで、2010年の配点を参考にすると、次の通りの配点となっています。
このように分けると、たくさんあるように見えますが、実際は、アセット・アロケーションと株式ポートフォリオ戦略、パフォーマンス評価はすべて同じ分類だと考えてください。
要は、株式ポートフォリオとパフォーマンス評価関連で130点程度=試験全体の3割程度を占めると覚えておくのが正解です。
また、デリバティブと債券ポートフォリオは毎回1題出題されます。債券ポートフォリオは、比較的部分点ねらいの対策がしやすいので、株式が終わったら次にこちらをやりましょう。また、デリバティブは複雑な計算が得意な人は取り組んでも良いですが、そうでない人は、本当のさわりの部分点のみ狙い、残りは捨ててしまって構いません。
・企業分析
証券分析に配点が高いのが、企業分析です。
例年420点のうち90点分出題されます。
大問にして4問出題され、コーポレートファイナンス(=株式価値評価)が2問、財務諸表分析が2問とイメージしましょう。
どちらも、公式を覚えたり、指標を覚えたりするだけで解ける問題が比較的多いのが特徴です。
出題に多少ブレはあるものの、2次試験全体でみたうち得点源にしやすいので、重点的に取り組みましょう。
・経済
配点が最も低いのが経済です。
例年420点中、40~60点程度が出題されています。
時事的な問題も多く、確実に得点するよう対策を行うのは難しいですが、マクロ経済学の基本的なIS-LMモデルで部分点が狙いやすいことは覚えておきましょう。
・職業倫理
420点中、60点分が確実に出題されるのが職業倫理です。足切りも設定されているため、手を抜いてはいけません。
大問3つ分であり、書く文章が比較的多く、解答に時間がかかりやすいため、午後真っ先に解答しましょう。
なお、出題文章は毎年違うものの、解答は毎年ほぼ同じようなものでOKという特徴があります。そのため、対策が最もしやすく、得点もすぐに上がる科目です。総合点で評価されるため、こんなにおいしい科目は他にありません。
なまじ難易度が低いせいで、手を抜きがちですが、試験対策上はこれは誤りです。
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