Line

■こちらのコーナーでは、ライン/Lineについて見ていきたいと思います

【テーマ】

会議室に居合わせた二人が「ふるふる」を使えば簡単にお友達(Lineで交信できる関係)になれるという。でも今日の私のスマホではできませんでした。これはいったいどういうことなのでしょうか?

【考察】

    • 「ふるふる」機能を実現する上で利用されるセンサーは、加速度センサーと位置センサーです。また、同時性を示す時刻も使われるでしょう。したがってこれらデーターへアクセスすることをLineに許可していない端末ではうまく機能しないというわけです。
    • 「ふるふる」とは、Lineサーバーが収集したこれらのデーターを解析して、端末が同時に近所で揺れていることを検出したときに、それらの端末を交信できる関係へ持ち込む機能です。
    • 「ふるふる」を利用するとき、GPSの分解能から推して端末が重なるほど近づく必要は無いでしょう。むしろ数メートルくらいの範囲でたまたま揺れている多くの端末にアイコンとアカウントが友達候補として紹介されることで不特定多数のユーザーで共有される心配もあります。
    • 「ふるふる」機能を使うとき、Lineは腕利きの仲人であることに頼ってお友達づくりに励むユーザー同士ということであれば、とても簡単に大勢のお友達ができて嬉しいことでしょう。でも、自分の行動が第三者の管理するサーバーへ集約されてデーター処理されたうえで実行されているマッチング(お見合い)機能であることはしっかりと認識しておいたほうがいいのではないでしょうか。