教務的な事

セメスター

RPKJの学生は、2年間の学習を行う。この2年間は4つのセメスターに分かれている。

各セメスターは基本的に、16週の授業と2週間の試験、2週間のブレイク(休暇)で構成される。

セメスターの期間はあくまで目安であり、年度によって多少前後する。たとえば、セメスターⅠのスタートは5月からとしているが、Intake(入学)が遅れると6月からスタートすることとなる。また、5月の何週にスタートするかも、Intake次第である。

Curriculumの変更

2014年度(マレーシア表記では、2014/2015年度。以下同様)までは、セメスターⅠの授業は、日本語科教員による日本語の授業、ローカル教員(主にPASUM教員)による「英語もしくはマレー語」での教科の授業が行われていた。セメスターⅡからは、日本語科教員による日本語の授業と、教科教員による「日本」での教科の授業が行われていた。

2015年度(2015/2016)からは、セメスターⅠの教科の授業を教科教員が担当することとなり、「英語」で授業を行うようになった(週1時間)。セメスターⅡ以降は、変更なし。

教科の授業

数学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,A,Bに相当する部分を学習する

物理基礎、物理に相当する部分を学習する

化学基礎、化学に相当する部分を学習する

各教科ともAAJ教科教員が作成したテキストを中心に授業を行っている。

セメスターⅢ(8月)までには、学習範囲を終了し、セメスターⅣ(9月)からは、EJUに向けての演習を行う。

11月のEJU終了後は、修了試験対策を行う。修了試験は各教科とも、上記の学習範囲。

進級・卒業に関して

セメスターⅠ・Ⅱの成績を合算して、最終成績を出す。最終成績が規定に達していない場合は、セメスターⅢに進むことはできない。

セメスターⅢの成績が規定に達していない場合は、セメスターⅣに進むことが出来ない。いずれの場合も、進む事ができない学生は退学となる。

セメスターⅣに進んだ生徒は、11月のEJUと12月の修了試験を受験することが出来る。EJUと修了試験の結果(と出席状況)をもとに、日本留学候補者の合否判定が行われる。日本留学の最終判断は、JPAが行う。

日本留学候補者は、文部科学省や各国立大学による配置が行われ、留学先の大学が決定する。配置が決まらない学生は、RPKJを修了していても日本留学は認められない。