派遣プログラムは実際に学校を訪問する段階です。一人の外国人ゲストに対して100人,200人規模の多数の子ども達を対象にした内容では,ただ「見ただけ」になってしまいますので,理想的には,1クラス単位が望ましいでしょう。この点については,各学校の実態を配慮して検討します。
プログラムの内容は,ゲストの話を聞くだけではなく,学校の先生と一緒にゲームなどの体験活動や触れ合い活動を協同作業で実施するものとなっています。可能であれば,給食をスタッフも含めて子ども達と食べさせていただきたいと思います。「同じ釜の飯を食う」という言葉にありますように,リラックスした雰囲気の中での自然な交流が大変有効であることが経験からわかっております。
一回の訪問で,例えば3時間目に2年生,4時間目に3年生,給食はそのどちらかというように,数時間を利用していくつかの学年を対象にした計画も可能です。また,活動内容は発達段階に応じたものとします。
◆派遣プログラムの内容例
・ 挨拶のことば
・ 写真や紙幣などを見る
・ 物価の比較
・ クイズ
・ ゲーム(ゲストの国の言葉を使ったフルーツバスケット、ビンゴゲームなど)
・ 歌
・ 衣装体験
・ ゲストの国の子供の遊び体験