世界天文月間(GAM)2020
接近する月と金星を自宅で撮ろう!キャンペーン結果アニメができました!
接近する月と金星を自宅で撮ろう!キャンペーンにご協力いただきまして、ありがとうございました。おかげさまで、約200枚の画像が世界中から集まり、この度、投稿画像を、時系列でならべて、スライドショーにした映像が Astronomers Without Borders より公開されました!
リンク
黄道が画面で垂直方向になるようにし、金星の位置を固定しているので、Uの字の三日月が金星の左下から上へ移動していくように見えます。画面の右上には撮影時刻が世界時(日本時間から9時間引いた時刻)で、右下には撮影地が、それぞれ表示されています。
国際協力による成果を、ぜひお楽しみください。
なお、画像を投稿され、既に映像をご覧になった何人かの方々より、投稿した画像が映像に含まれていない、とのお声をいただいております。Astronomers Without Borders のサーバーとの通信が実際にはうまくいっていなかったのに、投稿がうまくいったような印象を与えてしまったものと存じます。大変申し訳ございません。次回はこのような問題が起こらないように投稿方法を改善いたします。今後ともよろしくお願いいたします。
緊急呼びかけ!2020年4月26日(日)〜27日(月)接近する月と金星を自宅で撮ろう!
2020年4月26日(日)、27日(日)夕方の西の空で三日月型の月と金星が接近します。
その様子をベランダや庭からスマフォやデジカメで撮影し、キャンペーンページにアップしましょう!
4月26日(日)から27日(月)にかけて、月が左下から金星に近づき左上に抜けていきます。
夕空の現象で、2〜3時間で沈んでしまいますので、日本ではその一部しか見ることができませんが、世界中で撮れば、月がだんだん金星に近づき、また離れていく様子がわかります。世界中でみんなが取った画像をアニメーションにし、月の近づいていく様子を全て見てみようというのがこのキャンペーンの目的です。
自宅に西に開けている窓やベランダ、庭などがありましたら、スマフォやデジカメで撮影してみてください。縦位置でも横位置でも良いですが、下端の辺を地平線に平行に合わせてください。そうすれば、アニメにした時に同じ角度の条件になってくれるはずです。もし、可能ならレンズの焦点距離を無限大に合わせてください。また、露出を調整できるなら、三日月が露出オーバーにならず、形がわかるように調整してください。さらに、可能であれば、ネットワークへの負担を減らすため、3MB以下にしてください。撮影したら、下の名前(ファーストネーム)かニックネームでキャンペーンページにアップロードしてください。アップロード時にアニメにしていいか、お名前(またはニックネーム)をアニメに入れていいかを記入する項目がありますので、記入してください。なお、アニメーション作成の際には、他の画像と揃えるために画像の回転、背景の塗りつぶしなど、画像を編集させていただきますので、あらかじめご了承ください。
注意!ベランダから撮る時には、身を乗り出したりして落ちないように十分注意してください。
日程:
世界時の4月25日15時~4月27日15時(日本時間で26日午前0時~28日午前0時)
本家キャンペーンページ「Beauty Without Borders -- Global Balcony Photography of the Moon and Venus」の
画像投稿フォームの翻訳:
(*)は必須項目
投稿者のお名前(*)(下の名前のみ)
撮影場所(*)
使用カメラ(*)(携帯、デジカメ等)
備考
画像を編集しても構いませんか?(*) はい/いいえ
上の問いに「はい」の場合、お名前(またはニックネーム)をウェブまたはアニメーションに表示しても構いませんか? はい/いいえ
画像をここから投稿してください(ファイルを選択してください)
「SUBMIT」ボタンで投稿されます。「RESET」は内容をリセットします。
備考:
私たちは、投稿していただいた画像を合成してアニメーションにしたいと考えております。視野を揃え、情報を画像に書き込むために、私たちは投稿していただいた画像を編集したいと考えております。ですから、画像を回転したり、バックを黒で塗りつぶしたり、日時や場所を書き入れたりする許可をください。もし、画像の編集を望まないのでしたら、投稿フォームで'No'を選択してください。そうすれば、アニメーションには含めません。あなたの画像をアニメーションに含める場合は、あなたのお名前を表示いたします。
世界天文月間(Global Astronomy Month - GAM)は、「One people, One sky」(世界はひとつ、空はひとつ)をモットーとする 国際的NPO組織 Astronomers Without Borders (AWB) - 国境なき天文家たち - の主催で、世界中の天文好きの協力を得ながら毎年4月に行われている世界規模の天文イベントです。2020年は、新型コロナウイルスの世界的な流行のため、観望会などの人が密集するイベントは中止や延期をすることが呼びかけられており、オンラインイベント中心に行われます。皆さんもオンラインで世界発信できるイベントがあれば、登録して、世界に知らしめてください。
AWB Coronavirus Statement ー 新型コロナウイルスの蔓延のため、観望会など、人が密集するイベントは避けることが呼びかけられており、世界天文月間でもSNSを使ったオンラインイベント中心に行うことが宣言されています。
プログラム日程 - なお、世界一斉天文イベントWGでは、毎年、世界一斉天体観望会への参加を特に呼びかけていますが、今年は日程、開催するかどうかも未定です。他の日程の概要はこのページの下の方に記載します。
イベントマップ イベントリスト- 世界規模で行われる行事をご確認ください。イベント登録を行うと、このマップ、リストに表示されます。
イベント登録 - AWBサイトアカウント(無料もOK、AWBサイトアカウントの取り方の日本語ページ 作りました。)を取り、ログインすると、登録できるようになります。イベントを登録し、世界に発信してください。なお、イベントの内容など、日本語での登録も可能なようです。上のイベントマップやイベントリストに表示されるようになります。日本でもイベントやっていますとアピールいただければありがたいです。なお、このサイトのイベント登録ページに記入いただければ、本家イベント登録への登録代行もいたします。ただし、登録や変更などで時間がかかることをお許しください。
バナー(ロゴ) - 世界天文月間に関することであればご自由にお使いください。このページの下の方には、各国語バージョンがあり、このページに表示されていますような日本語版もあります。
GAMの FacebookページやTwitterのGAMアカウント @gam_awb 、世界一斉天文イベントWGのFacebookページ、Twitterアカウント @globalastrojwg もフォロー、よろしくお願いします。
以下に、特にWGで呼びかけているイベントをご紹介します。ぜひご参加ください。
日時未定 世界一斉天体観望会 ( Global Star Party )
世界中のみんなで一緒に星空を見よう!という催しですが、2020年は、世界的なコロナウイルスの流行のため、まだ、日程が決まっていません。(別の月になるかもしれません。)決定され次第アナウンスいたします。
(世界一斉天体観望会は、世界中のみんなで一緒に星空を見よう!という催しです。星仲間や家族で星を見たり、同好会や天文施設、科学館を初めとして、図書館、カフェ、病院や宿泊施設、各自治体施設、さらには、都会の街角、公園など、いろいろなところで観望会を行いましょう。望遠鏡を持っている人はそれを持ち出し、ない人はただ星を眺めるだけでも、星をダシにパーティーを開くのでもかまいません。まさに、「One people, One sky」(世界はひとつ、空はひとつ)を具現化する催しです。目を空に向ければ、世界を分け隔てているいろんなバリアが取り払われることでしょう。
この日に観望会の行事が決まっている皆様、ぜひ、ついでに乗っかって、参加の皆さんに、「今、世界中で星を見ています」という話をしてみてください。イベントが決まっている方は、ぜひ、AWBのアカウントを取得して、上記のイベント登録にて、登録してください。
なお、AWB では、各地のこの日のイベントの様子をライブ世界に紹介する予定があるようです。世界に流せるビデオを作ったり、この日のイベントをライブ中継する予定の方は、AWB に連絡すれば、紹介してもらえるかもしれません。
イベントは、観望会以外でも、天文教室を開いたり、工作したり、参加した人たちが楽しくなるような何か新しいアイデアのアウトリーチを行ってみるのでも「One people, One sky」の趣旨に合っていれば、なんでも構いません。また、この日にこだわらなくても、4月中なら、都合の良い日で構いません。ぜひ、何か、多くの人が星を見るきっかけとなるようなイベントを行ってください。もともとレギュラーで予定されている行事でも、それに付け加えるのでも良いです。)
開催したら、世界で共有!
イベント中は、たくさんの写真を撮り、世界と共有しましょう。Facebook の GAMページ にアップしていただいてもいいですし、#GAM2020 のハッシュタグをつけて、Twitter でつぶやいていただいても構いません。世界天文月間 GAM2020 を盛り上げるため、ぜひお願いします。
以上、たくさんの方の参加をお待ちしています。
プログラム日程(時刻は日本時間)