開催日: 2019年9月19日(日)
集会名: 大学図書館問題研究会第52回全国大会
開催場所: オンライン (Zoom)
この分科会では、電子資料の利用統計をテーマとする。
新型コロナウイルスの影響もあって、図書館ではこれまで以上に電子ブックや電子ジャーナル、データベースなどの電子資料を受け入れる機会が増えていると考えられる。その一方で、これらの資料は紙の資料と異なり、一度導入すれば利用し続けられるものではないことも多く、また資料の予算に限りもあるため、ただ導入すればよいというわけではない。また、せっかく電子資料を導入したとしても、それが効果的に活用されていなければ、たちどころにその予算は削減されてしまうであろう。
電子資料を継続して利用できるようにするためには、予算の確保が必要である。そのためには、電子資料がどのように利用されているかを把握し、また電子資料の予算獲得に向けて大学の経営陣に説明するための材料となる、電子資料の利用統計の作成が必要となる。この分科会では、効果的な利用統計の作り方について、参加者のみなさんと議論したい。
岩井雅史氏(信州大学附属図書館)
「利用統計をどう使ってきたか」
西脇亜由子氏(明治大学図書館)
「予算獲得に向けた利用統計の活用事例(明治大学)」
「COUNTER統計のおさらい」
当日の発表資料一式 (Google Drive)
田辺 浩介(物質・材料研究機構)
西脇 亜由子(明治大学)