【Razavi教科書の選定理由】
持っている先輩が多いので、教科書を借りてできる。みんながそれなりに理解すべき内容ということでもある。
日本語版があるので、少なくとも語学の壁がなく、足並みが揃えやすい。
演習の解答があり、勉強しやすい。
最新の英語版では内容・問題が追加されているが、基礎は日本語版で十分カバーされている。
【進め方】
業務もあり、メンバーが集まれる時間が限られるので、以下のような進め方をしています。
メンバーは1グループ、4~5人。1週間に1回、1.5時間~2時間程度。
事前に章末の演習問題を割り当てる。教科書は各自で読んで、解答メモを作ってきてもらう。演習編の解答を参考にしてOK。
勉強会では、解答メモを配布して、他メンバーに対して説明をしてもらう。教科書の内容や、解答で疑問に思った点などを確認する。教科書のポイント、ツール紹介、実際の回路やプロセスの情報などはガイド役が適当に織り込む。
1週間で1章が基本ペース 理解度や問題の分量に応じて2週とる場合もあり。
【やってみた結果】
1~3年目の若手を対象に実施して、16章分(発振器, PLLはスキップ)を4~5ヶ月程度でカバーできている。
自習のために1週間あたり7~8時間はかかるので、それなりに覚悟はいる。ペースを作れるのが、グループでやるメリットと感じた。
自分で参加のハードルを上げてしまいがち。問題をやり切れなくても、まず参加。ツールの使い方や他メンバーの説明を聞いてから次回までに対応するなど、グループで勉強を進められるとよい。
英語の練習を兼ね、海外メンバーとも実施。積極的に取り組んでくれた。英語版の教科書を読むきっかけになり、自分としても改めて勉強になった。