共同利用事業 RAD-Seq利用の手引き
龍谷大学農学部 永野研究室では、
RAD-Seq法を利用した共同研究を受け付けています。
幅広くご活用いただき、良い成果につながることを期待しております。
このページは、本事業をを効率的に利用していただくための手引きです。
RAD-Seq法でできること
ゲノム全体から150塩基 × 数千~数十万か所の配列が読めます。
数千~数万の一塩基多型(SNP)情報が得られます。
1回の実験で数百個体を同時に処理できます。
そのため、ゲノムスキャンから連鎖解析、集団構造の解析まで様々な目的に利用できます。
Peterson et al. (2012)の図 を改変
費用
お問い合わせください。
共同研究の流れ
利用に際して、まずは当チームへお問い合わせください。
使用するサンプルの条件・解析
DNAの濃度は、Qubit dsDNA HSなどのDNA特異的な蛍光色素で濃度を測定いただいて
10ng/uLにそろえていただいたものを、96well PCR plateでお送りください。
1実験で使用するのは4uLですが、念のため10uL以上で送っていただけると助かります。
もし濃度の測定が困難であったり、どうしても薄いものしか用意できない場合は、ご相談ください。
シーケンス終了後に、得られたfastqファイルをお返しいたします。
それ以降の個別の解析に関しては十分お手伝いできませんが、その点はあらかじめご了承ください。
詳しくは、FAQをご覧ください。
Authorship
論文等の発表の際には、永野惇を共著者に加えていただきますようお願いいたします。
その他、実験・解析に当方のPDが関わる場合には、そのPDも共著に加えていただけますと幸いです。
連絡先
龍谷大学農学部 永野研究室 RAD-Seq/RNA-Seq共同研究担当
cer.rad.seq@gmail.com