かわいいペットは家族の一員です。動物も人間も生まれ変わります。自然に還してあげてご供養しましょう。
とくに猫は自宅の庭に埋めてはいけないといわれています。福祉寺の散骨霊園をご利用ください。
1 ペット共同散骨霊園 … 5,000円(一体)
共同散骨霊園に散骨します。御塔婆をご希望の場合は2,000円が追加となります。
なお、共同散骨霊園では、福祉寺以外の御塔婆、名前や場所を主張するもの、お皿や線香立てなどを置くことができませんのでご了承下さい。
2 ペット個別散骨霊園 … 18,000円(5年間)
個人墓地、5年経過後は共同散骨します。
(更新も可能ですが、新規扱いとなります)
ご供養
ご供養の読経は合同(無料)で行います。個人の個別読経ご希望の場合は5,000円追加となります。また、御塔婆ご希望の場合は1本2,000円です。
お彼岸・お盆・ご命日等のお塔婆供養もできます(1本2,000円)。ご希望の方は現金書留でお申し込み下さい。
ご遺骨の所有権放棄
散骨とは、ご遺骨を自然に返すことです。ご遺骨の所有権は放棄してもらいます。返却は不可能です。
ペットの火葬
福祉寺の散骨霊園はご遺骨受付です。お近くの人で火葬をお望みの方は、福祉寺奥之院前のさかい聖苑(0270-70-6000)でお願いします。
申込方法
下記住所へ82円切手を同封してペット散骨霊園申込書をご請求ください。
〒370-0115 群馬県佐波郡境町美原21-34
平等山 福祉寺 ペット散骨霊園 係
ペットお葬式Q&A
Q:ペットのお葬式やペットのお墓は必要なものですか
A:日本でのペットは家族の一員です。人間同様にお葬式をして、お墓参りをしてあげたいですね。
Q:ペットのお葬式と宗教の関係は?
A:日本は仏教國です。仏教は動物も人間に生まれ変わったり、動物が仏になったりすると教えています。キリスト教では動物は下等な霊体だから決して人間には生まれ変わらないと教えています。だから日本のペットのお葬式やペットのお墓は世界でも珍しい愛の文化だといえます。
Q:ペットの成仏の歴史は?
A:仏教のお経によると、シッタルタ太子(のちのお釈迦様)が29歳のときに出家を決心したとき、愛馬カンダカと御者のチャンダカだけを連れて、カピラ城の東門から出たといいます。シッタルタ太子はきていた服も装身具も御者に持たせて返し、お墓で死んだ人の服を身にまとって衣にしたといいます。愛馬カンダカは別れを悲しみ、ついに死んでしまいました。これを哀れんだ天国の神仏が相談をしてカンダカを成仏させ、馬頭観世音に生まれ変わらせた話が書いてあります。これがペット成仏の第一号です。
Q:日本でのペットのお葬式の歴史は?
A:今から760年ほど前、鎌倉に極楽寺という社会福祉の寺があり、叡尊(エイソン)とか忍性(ニンショウ)という菩薩と呼ばれた福祉僧が住んでいました。この二人が日本で初めてのライ病患者の病院を寺の中に作ったり、牛や馬の病院を作り、動物が死ぬとお経をあげて弔ったのがはじまりです。
Q:ペットに戒名をつけますか?
A:ペットには戒名はつけません。戒名は人間の仏教徒の信仰のシンボルですから戒名は人間のものです。
Q:ペットには引導を渡しますか?
A:引導とは三途の川を渡るときに、僧侶が手を引いて導くことをいいます。動物でも僧侶に引導を渡してもらった場合は、三途の川を渡って人間に生まれ変わる道を選んで生まれ変わりますが、引導を渡してもらえない動物は、賽の河原でウロウロし、奈落の底に墜ちて畜生道に進み、また動物に生まれ変わるのです。
Q:何回生まれ変わるのですか?
A:人間も動物も七回生まれ変わります。ただし動物の中で猫だけは九回生まれ変わるといわれています。
Q:動物の遺骨を自宅に埋めてもいいのですか?
A:犬の遺骨は庭に埋めてもかまわないと言われています。犬は家を守るからです。ただし、猫は九回生まれ変わるので、庭に埋めるとたたりがあるといわれています。
Q:ペットのお墓にお線香をあげるのは?
A:かまいません。霊魂は良い香りを食料にしています。お経では「尋香(ジンコウ)」といってお線香やお花は霊魂にとっては、お弁当です。
Q:遺骨と生まれ変わりの霊魂の関係は?
A:霊魂には肉体的霊魂と、精神的霊魂の二種類があります。お経によると、肉体的霊魂は生まれ変わらずにご遺骨に宿り、お墓の中で眠り、子孫が困りに困り抜いたときに、ご先祖や犬の遺骨が瑠璃色(ルリ色)に輝いて子孫を守ります。精神的霊魂は七回生まれ変わると書いてあります。
Q:ペットの遺骨を部屋に飾っておくのは?
A:四十九日間はかまいません。しかし、ペットも人間も死後は自然に帰らねばなりません。四十九日以後はお墓に入れるか、散骨霊園の土に返すほうが良いでしょう。