2024平和の海キャンプ:平和の海でつながっている私たち!


期間:2024年8月30日(金)~9月2日(月)
場所:チェジュ島一帯
募集人数:50人
参加費:220,000ウォン(食費、宿泊費含む)(18歳以下:18万ウォン)

締め切り:7月22日(月) 参加申し込みを締め切りました。

お問い合わせ(メール):peaceforsea@gmail.com
主催:平和の海のための島々の連帯キャンプ準備チーム

私たちの愛する島、チェジュ(済州)で
鮎は水流に逆らって飛び跳ねます。
イルカが遊ぶように泳ぎます。
わかめとひじきが生え育ちます。家の前にあるみかんの木が樹齢を重ねていきます。
海が波の音を立てて、物語を聞かせてくれます。

私たちの愛する島、チェジュに
米軍の現水力潜水艦が出入りする済州海軍基地があります。
そして私たちは朝の7時と昼の12時、海軍基地前に集まります。
私たちはこの場所で、生命を生かす行動をしようと。殺す練習ではなく関係を築く練習をしようと。銃を持つ軍人の前で、軍艦の前で、基地の下に埋もれてしまったカンジョン(江汀)村の「クロンビ」岩の前で声を上げます。

私たちの愛する島、チェジュで
空軍基地として使われるかもしれない大きな空港をもう一つ建設されています。
空港はチェジュの美しい地形であるオルム(済州島全域に分布する、かつての火山活動で出来た山)を削り、スムゴㇽ(チェジュ全域に分布する自然洞窟。チェジュ語で、息をすう洞窟≒息をすう穴という意味。雨水がスムゴㇽを通路として島の地下に流れ、地下水になる。)壊すでしょう。小学校は廃校となり、鳥たちは休息の場を失うでしょう。空港は破壊を招きます。基地が破壊を招くのと同じく。1937年にアルトゥル飛行場から出発した飛行機が南京にて虐殺を行っていたのと同じように。

私たちの愛する島、チェジュで
数多くのロケットと衛星を打ち上げるであろうハンファ(HANHWA)宇宙センターを建設するといいます。轟音と煙を伴うロケットが一度打ち上げられる際、オゾン層には穴があきます。星よりも衛星でいっぱいになった宇宙は、巨大な軍事基地になりつつあります。宇宙が汚染されています。恐ろしい速さで。

チェジュは軍事化の渦中にあります。ほかの多くの島もそうでしょう。軍事主義に抵抗する東アジア、世界各地の島人たちが集まり、出会えば、それ自体でも力になるでしょう。海でつながっている私たちが行動を共にするとき、変化を生み出すことができると確信します。

2014年、私たちは、平和には国境が無いと信じ、チェジュで第1回の平和の海キャンプを開き、これまで沖縄、台湾、石垣、チェジュ、金門、宮古でキャンプが開かれました。

2024年、相変わらず平和には国境が無いと信じつつ、第8回平和の海キャンプをチェジュにて開きたいと思います。
私たちの愛する島、チェジュに、仲間の皆さんを招待します。