研究室で基本計画・設計に関わった大岡山西5号館が竣工しました。
西5号館は、緑が丘地区にあった土木・建築の研究室・実験室・実習室・教室の移転に際して、西6号館も含めて整備され、元々あった食堂の建て替えを含んだ大岡山地区の学生拠点の一つを成す建築です。
各階で異なる機能を可能とするようにスパンが大きく外殻に耐震要素のあるワンルームの構成とし、地下階に大規模・重量級の構造実験室を、1階に教室群を、2階に食堂を、3階に研究室を、4階に大部屋の建築製図室を配しています。
対面する70 周年記念講堂と呼応するヴォールト屋根と深い庇、学舎の原型であるストアを範とするピロティ、高低差を利用した南側の階段状広場により、キャンパス内の景観に寄与すると共に学生が寄り付きやすい環境を目指しました。