名古屋大学パワーエレクトロニクス研究室は
左図の6つのチームを構成して
各研究プロジェクトに取り組んでいます
パワーエレクトロニクスシステムに適用されるトランスやインダクタといった磁性部品の最適設計、統合化技術適用、低温時・高温時におけるモデル化等、磁性材料から応用システムまで様々なアプローチで研究を行っています。
13.56MHzクラスのスイッチング周波数条件におけるパワーエレクトロニクスシステムの可能性について研究を行っています。
ワイヤレス電力伝送システムの研究も本チームの担当となります。
パワーエレクトロニクスシステムにおける制御系の設計とそのディジタル化、高機能化を実現するための研究を行っています。
複雑化するパワーエレクトロニクスシステムを支える基幹技術として他チームと連携しながらプロジェクトを進めています。
パワーエレクトロニクス応用の代表であるインバータを専門としていますが、その駆動に付随するパワー半導体におけるゲートドライブ回路や次世代センサ技術、制御設計法等、幅広い視点で研究を行っています。
パワーエレクトロニクスにはこれまで使用されてきたシリコンパワー半導体に対して次世代パワー半導体と言われるSiCやGaNといった化合物を用いた半導体の応用が期待されていますが、その高周波性能はノイズとして様々な機器の故障原因となります。こういった次世代パワエレシステムにおけるノイズ問題を解析、解決していく研究を行っています。
パワーエレクトロニクスを構成するデバイスや磁性部品から、それらを適用した上位システムである電気自動車や電動航空機して有無全体のモデリングまで、幅広い視点でのモデリング技術の適用について研究を行っています。左の図はJAXAとの共同開発した電動航空機のモデルです。