学際シンポジウム

「現代に生きつづける神話」

『グリム童話』で有名なグリム兄弟は、神話研究の祖でもありました。19世紀の彼らの研究は国際的な影響を及ぼし、ヨーロッパの外、たとえば日本でも神話の研究、保存、普及を促しました。多くの先人の努力の結果、文明が発達した21世紀の今も、神話は世界中で愛されています。

今回のシンポジウムは、19世紀から21世紀に至るまでの神話研究の精髄を、皆さんに披露する機会です。日本と欧州を中心として、世界中のさまざまな土地の神話につながる扉が開かれるでしょう。皆さんの来場を心からお待ちしています。

入場 無料

定員 170名(事前申し込み不要)

言語 日本語

【プログラム】

講演:『はじまりが見える世界の神話』と『「神話」を近現代に問う』出版にあたって 植朗子(京都府立大学共同研究員)

講演:ギリシア神話とポップカルチャー 庄子大亮(関西大学/佛教大学非常勤講師)

パネル発表:変化(へんげ)するキリシタン、バテレン 南郷晃子(京都府立大学共同研究員)

パネル発表:グリム兄弟とその後継者たちの伝承研究 横道誠(京都府立大学准教授)

パネル発表:英国ヴィクトリア時代の北欧神話 清川祥恵(京都府立大学共同研究員)

【お問い合わせ】

京都府立大学・横道誠(yokomichi_m@kpu.ac.jp)

【注記】

この学際シンポジウムは、科研費若手研究(B)「グリム兄弟の学際的研究から『ボルテ/ポリーフカ』へ――改訂作業のテクスト分析」(研究課題番号:17K18009、研究代表者:横道誠)の研究成果の一部です。