Zotero + INFINICLOUD (in Japanese)
論文管理ソフトとしてZoteroを使っています。
同種の他のソフト(Mendeley, Papers, Refworks, Endnoteなど)と比べて
無料(財団や個人からの寄付で運営されている)
オープンソース(クライアント)
MacでもWindowsでもLinuxでも使える
論文のpdfファイルなどを、自分の持っている複数のマシン間で同期可能(外部のwebdavサーバーを介して)
などの特徴が魅力的です。
その特徴の一つである、ファイルの同期・共有機能を利用するためにはwebdavサーバーが必要なのですが、これを自分で用意するのはなかなか困難です。そこで、いわゆるオンラインストレージサービスを利用したくなるのですが、webdav対応で信頼できるものはなかなか見つかりません(dropboxはwebdav未対応)。
色々試行錯誤したところ、Cloudmeというサービスが良さそうだったので、使い方を紹介したいと思います。Cloudmeの挙動がおかしくなってきたため、InfiniCLOUDに乗り換えました。
まずInfiniCLOUDに登録。紹介コード GNT4S を使うと、紹介者と登録者の両方がさらに5GBのスペースをもらえます。
InfiniCLOUD上で、zotero(すべて小文字)という名前のフォルダを任意の場所につくります。ここでは例として、デフォルトの場所にzoteroフォルダを作ったとします。
InfiniCLOUDのマイページを開き、「外部アプリ接続を許可する」をチェックします。そこに表示されるWebDAV接続URL、接続ID、アプリパスワードをメモしておきます。
Zoteroの環境設定を開き、同期タブの設定-ファイルの同期のところでwebdavを選択。httpsを選択。先程メモしたURL、ユーザー名とパスワードを入力。
Verify Serverボタンを押す。うまくいった場合もいかない場合も、メッセージが出るのでそれを確認。
Zotero右上のまるい矢印アイコン(同期ボタン)をクリック。
同期完了!