MINOWA, YOSUKE
蓑輪陽介
Department of Physics/The Hakubi Center, Kyoto University, Japan
京都大学 物理学・宇宙物理学専攻/白眉センター
一緒に研究しましょう
私達は、ナノ・マイクロメートルサイズの微粒子を用いた超流動ヘリウムの物性研究や、真空中微粒子の量子制御などのメゾスコピック・マクロスコピックな量子系の研究を行っています。好奇心から出発して社会にインパクトを与えられるように、日々楽しく研究に取り組んでいます。
大学院進学希望者を広く募集しています。研究室見学は随時受けつけていますので、見学を希望する大学生・大学院生・研究者の方は蓑輪までご連絡ください。他大学からの編入も大歓迎です。研究が好きな人・楽しめそうな人、是非一緒に研究しましょう。
最近のお知らせ
🆕日本物理学会 第79回年次大会(2024年)のシンポジウム「乱流科学の最前線:多彩な乱流の統一的理解に向けて」で招待講演をしてきました。
🆕QFS2024で招待講演をしてきました。
🆕京都大学理学研究科/白眉センターに異動しました。光物性研究室に受け入れてもらっています。(2024/4/1)
🆕量子渦の螺旋励起であるケルビン波についての論文をarxivに投稿しました。 https://doi.org/10.48550/arXiv.2402.16411 (2024/2/29)
QFS2023で招待講演をしてきました。
日本物理学会誌と日本流体力学会 学会誌で解説記事を執筆しました。
日本物理学会の発表業績スクレイピングで抽出して、結果をresearchmapにインポート可能なjsonlファイルとして出力するpythonプログラムをもっと簡単に使えるように修正しました。
また、researchmapの 論文発表や学会発表のデータを科研費の実績報告書にアップロード可能なcsvとして保存するためのプログラムも公開しました。
「業績管理を楽に」のページにまとめてあります。カメラとマイクロコントローラを組み合わせて、Paul trap中のナノ微粒子の重心運動をフィードバック冷却する論文がReview of Scientific Instrumentsに掲載されました。https://aip.scitation.org/doi/10.1063/5.0095614
論文中で使ったコードの説明:https://github.com/minowayosuke/high_fps_camera_feedback
python解説
学生さん向けに、pythonで実験データを解析する方法の初歩をまとめました。pythonの解説は世の中に沢山ありますが、一般的なデータ科学の解説や、断片的な情報が多いようです。自分が普段おこなう(物理の)実験データの解析の初歩の初歩までたどり着くのに苦労したので、そこにいたるまでの過程をまとめたものです。プログラミングしたことがない人、実験データの解析が初めての人に向けて書いたつもりです。徐々に更新してきます。要望・コメントなどあったらぜひお願いします。
https://minowa.gitbook.io/python/
😄 2次元データの解析と装置制御(少しだけ書き始め)について更新しました。
About me
博士(理学)2010年 京都大学
京都大学 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 光物性研究室 および 白眉センター 特定准教授
ORCID iD: https://orcid.org/0000-0002-3245-4758
Ph.D. in Science, Kyoto University
Program-specific associate professor
Department of Physics/The Hakubi Center, Kyoto University, Japan
Email:minowa.yosuke.7m@...(add kyoto-u.ac.jp after @)
Research Interests
superfluid helium, quantum hydrodynamics, levitodynaics, Paul trap, optical trapping and optical manipulation of nanomaterials, cryogenics, coherent control, metamaterials, terahertz light,....
職歴
2024年4月〜 現職
2022年7月〜9月 Visiting Researcher, University College London
2019年5月〜9月 Visiting Researcher, University College London
2019年10月〜2023年3月 さきがけ研究者 (兼任), 科学技術振興機構 (JST) 戦略的創造研究推進事業 さきがけ「最先端光科学技術を駆使した革新的基盤技術の創成」領域
2011年4月〜 2024年3月 大阪大学基礎工学研究科 芦田研究室 助教
2010年4月〜2011年3月 CREST研究員(京都大学 青木隆朗准教授/当時)(京都大学物質−細胞統合システム拠点(iCeMS) 特定研究員)
2007年4月〜2010年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
学歴
2007年4月〜2010年3月 京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻物理学第一分野博士後期課程(田中耕一郎教授)
2005年4月〜2007年3月 京都大学大学院理学研究科物理学・宇宙物理学専攻物理学第一分野修士課程(田中耕一郎教授)
教育経験
学部生向け物理学実験
学部生向けPBL(problem based learning, project based learning)
大学院生向け光物理学の基礎(英語)
電磁気学・光物理学の基礎(研究室ゼミ)