研究紹介

今清水正彦

所沢市生まれ。一卵性双生児(兄)。双生児(弟)はバンクーバーで庭師。

2007年に博士取得後、三島市の遺伝研(3年)と米国メリーランド州フレデリックのNIH/NCI(5年半)と港区の東大・医科研(2年)で研究。2018年からお台場、2022年からつくばの産総研で研究。細胞分子工学研究部門に所属。

生物には面白い現象が沢山ありますが、今の生物学はそれらを説明できていません。言い換えると、今の生物学を学ぶ延長上に、生物の分子機構の解明はないと思います。たとえば、酵素反応は、熱揺らぎ程度のエネルギーで極めて正確に、そして調節的に行われますが、その原理の一般的な説明は、の教科書にも書かれていません。ですからは、生物現象を説明するための新しい学問(テラバイオロジー)を物理学と化学の助けを借りて作っていくという立場をとっています。また、生物の普遍的な原理として、様々な応用技術(テラバイオテクノロジー)に繋がることを期待しています。