履歴（CV）

履歴

氏名

草薙邦広（KUSANAGI Kunihiro, Ph.D）

所属

県立広島大学地域創生学部／大学院総合学術研究科准教授

学歴

2010.3 秋田大学教育文化学部卒業（学士：学校教育）
2012.3 名古屋大学大学院国際開発研究科博士前期課程修了（修士：学術）
2016.3 名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程満期退学（博士：学術，2017年度取得）

資格等

高等学校教諭専修免許状
中学校教諭専修免許状
小学校教諭二種免許状

職歴

2012.4―2016.3 岡崎女子短期大学幼児教育学科非常勤講師
2014.4―2015.3 岡崎女子大学こども教育学部非常勤講師
2014.4－2016.3 日本学術振興会特別研究員（DC2）
2016.4―2021.3 広島大学外国語教育研究センター特任講師
2019.10―現在東京都立大学（首都大学東京）大学院人間健康科学研究科非常勤講師
2021.4―現在県立広島大学地域創生学部／人間文化学部／大学院総合学術研究科准教授
2022.4―現在福山市立大学教育学部非常勤講師
2023.4―2023.8 広島女学院大学人文学部非常勤講師
2023.10―2024.3 広島大学総合科学部客員准教授
2024.4ー現在広島修道大学人文学部非常勤講師

主な所属学会

学術業績

＊ここでは近年の学術業績（2021年度以降）についてのみ記載しています。2021年度（前職）以前はこちら。

書籍・論文・記事

書籍
1. 亘理陽一・草薙邦広・寺沢拓敬・浦野研・工藤洋路・酒井英樹（2021）『英語教育のエビデンスーこれからの英語教育研究のために』研究社.
2. 平井明代・岡秀亮・草薙邦広（編著）（2022）『教育・心理系研究のためのRによるデータ分析―論文作成への理論と実践集』東京図書.
3. TBA
論文
1. Ikarashi, K., Mahar, P., & Kusanagi, K. (2022) Subjective perceptual nuance in the usage of up against. Journal of English Grammar and Usage, 29, 149-155.
2. 山森光陽・長野祐一郎・徳岡大・草薙邦広・大内善広（2023）「生理心理学的指標を用いた授業中の教師の認知負荷の把握」『日本教育工学会論文誌』47(1), 127-139.
3. 山森光陽・草薙邦広・大内善広・徳岡大 (2023) 「クラスサイズ及び学校移行にともなうクラスサイズの変化が小学校第4学年から中学校第2学年までの国語，社会，理科の学力偏差値推移に与える影響」『発達心理学研究』33(4), 391-406.
4. Yamashita, J., Shiotsu, T., & Kusanagi, K. (2023). Predictors of second language reading comprehension ability: A longitudinal study with learners from grade 9 to 11 in an English as a foreign language context. Reading and Writing. Online First Publication.
5. Yamashita, J., Kusanagi, K., & Shiotsu, T. (2024). Development of EFL reading rate in adolescents in Japan: A longitudinal study. Journal of Second Language Studies, 6(2), 238-265.
6. Yamashita, J., & Kusanagi, K. (2024). Direct and indirect contributions of three aspects of morphological knowledge to second language reading comprehension. Education Sciences, 14(3), 270.
7. Kidani, M., & Kusanagi. K. (2024). A meta-analysis of image-schema-based grammatical instructions in Japan. Annual Review of English Language Education in Japan, 35, 113-228.
8. 投稿中
雑誌等の記事・メディア取材
1. 石井雄隆・草薙邦広（2023）「教育データサイエンス：データ駆動型教育の実現に向けて（連載：データサイエンス時代の英語教育研究）」『英語教育』2023年4月号,
2. 草薙邦広・石井雄隆（2023）「データサイエンス時代のその先へ（連載：データサイエンス時代の英語教育研究）」『英語教育』2023年9月号.

講演・発表

口頭発表・ポスター発表
1. 徳岡大・山森光陽・大内善広・草薙邦広・中島健一郎（2021）「小学生の学習意欲の推移に対するクラスサイズの影響と学校レベルのSESによる違い」第63回日本教育心理学会総会. オンライン開催.
2. 山森光陽・大内善広・徳岡大・草薙邦広（2021）「小中移行に伴うクラスサイズの増減による学力推移の違い」第63回日本教育心理学会総会. オンライン開催.
3. 寺沢拓敬・草薙邦広（2021）「エビデンスに基づく小学校英語に関する基礎概念の整理」第21回小学校英語教育学会関東・埼玉大会. オンライン開催.
4. 草薙邦広・寺沢拓敬・酒井英樹（2021）「学会はエビデンスに基づく教育にどのように取り組むべきか？」第21回小学校英語教育学会関東・埼玉大会. オンライン開催.
5. Yamashita, J., Shiotsu, T., & Kusanagi, K. (2022). Predictors of EFL reading comprehension: A longitudinal study with learners from grade 9 to 11. American Association of Apllied Linguistics (AAAL) 2022 Conference. USA: Pittsburgh.
6. 草薙邦広（2022）「国内の外国語教育研究におけるベイズ統計の普及過程」外国語教育研究の再現可能性2022. オンライン開催.
7. 草薙邦広・山森光陽・徳岡大（2023）「クラスサイズが学力に対して及ぼす影響の非線形性」日本教育工学会2023年春季全国大会. 東京学芸大学.
8. 山森光陽・徳岡大・草薙邦広（2023）「クラスサイズが学力推移に影響を及ぼすのはどの学年か」日本教育工学会2023年春季全国大会. 東京学芸大学.
9. Yamashita, J. & Kusanagi, K. (2023). Direct and indirect contributions of three aspects of morphological knowledge to L2 reading comprehension. The 32nd Conference of the European Second Language Association. Birmingham, UK.
10. 山森光陽・岡田涼・中本敬子・草薙邦広（2023）「一般化可能性理論を適用した授業観察の信頼性の検討と改善」日本教育工学会2023年秋季全国研究大会. 京都テルサ.
講演・シンポジウム・ワークショップ
1. 草薙邦広（2021）「外国語教育研究とオープンサイエンス」Japan Open Science Summit (JOSS) 2021. オンライン開催. （セッション：教育学のオープンサイエンス）
2. 草薙邦広・石井雄隆・中村大輝・雲財寛・李在鎬・熊井将太・山森光陽（2021）「統計改革は各教育分野にどのように展開していったか」（自主シンポジウム企画）第63回日本教育心理学会総会. オンライン開催.
3. 草薙邦広（2021）「草薙・鬼田・亘理（2021）と再び追求姿勢の擁護」（シンポジウム「わたし（たち）は再現可能性をいかに考えるか」）外国語教育研究の再現可能性2021.
4. 草薙邦広（2022）「英語教育のロジスティックスから見える将来像」（シンポジウム「日本の英語教育の将来：新しい時代の教育と外国語授業のイノベーション」）全国英語教育学会第47回北海道研究大会.
5. 草薙邦広（2023）「英語教育研究者のための研究倫理と個人情報保護の手立て」（課題別研究プロジェクト）. 中部地区英語教育学会第52回岐阜大会. オンライン開催.
6. 鬼田崇作・草薙邦広・星野由子・磯田貴道・大和知史・山内優佳（2023）「外国語教育研究における再現可能性の検証：ベイズ統計を用いた再分析・直接的追試・概念的追試」（公募シンポジウム）. 外国語教育メディア学会第62回研究大会（LET 62）.早稲田大学.
7. 草薙邦広（2023）「日本の英語教育研究における研究倫理を考える」（課題研究フォーラム・コーディネーター兼発表者）全国英語教育学会第48回香川研究大会. 香川大学.
8. 草薙邦広（CELES課題別研究プロジェクト）（2024）「英語教育研究における研究倫理ガイドラインの公開に向けて」外国語教育メディア学会関西支部メソドロジー研究部会2023年度第3回研究会. 北海学園大学.
9. 草薙邦広（CELES課題別研究プロジェクト）（to appear）「英語教育研究者のための研究倫理：ガイドライン原案・制度改革・研究倫理教育の提案」全国英語教育学会第49回福岡研究大会. 福岡工業大学.
10. TBA（2024）

受賞歴

2014年度　外国語教育メディア学会学会賞新人奨励賞
2018年度　広島大学教育賞
2019年度　全国英語教育学会教育奨励賞（共著）
2020年度　EUROCALL Gathering 2020 Poster Awords: Practitioner Winner （共著）
2021年度　全国英語教育学会教育奨励賞（共著：筆頭著者）

獲得した研究資金

科研費

研究代表者
- 科学研究費補助金（特別研究員奨励費，2014年度-2015年度）：「外国語読解能力における明示的および暗示的言語知識の役割」（研究番号：14J10180）
- 科学研究費補助金（若手B，2017年度-2018年度）：「高度データ駆動型解析による外国語教育プログラムの統合的効率化」（研究番号：17K13499）
- 科学研究費補助金（若手研究， 2019年度-2023年度）：「経験サンプリングと数理モデリングによる市民科学としての外国語教育研究」（研究番号：19K13262）
- 科学研究費補助金（基盤C， 2024年度-2027年度）：「英語教師の意思決定支援のための対話型ベイジアンデータ分析システム」（交付内定）
研究分担者
- 科学研究費補助金（基盤A，2017年度-2021年度）：「学級規模が学力，学習意欲及び社会性の経年変化に与える影響に関するパネル調査研究」（代表：山森光陽；研究番号：17H01012）
- 科学研究費補助金（基盤B，2019年度-2021年度）：「ｅポートフォリオとライフログの連携による総合支援型英語学習システム開発」（代表：榎田一路；研究番号：19H01283）
- 科学研究費補助金（基盤B，2020年度-2023年度）：「外国語教育研究における再現可能性の検証と新たな研究領域の創出」（代表：鬼田崇作；研究番号：20H01284） [アウトリーチサイト]
- 科学研究費補助金（基盤B，2020年度-2023年度）：「成果変数の規格化による英語教育研究の体系化と政策的エビデンスの創出」（代表：亘理陽一；研究番号：20H01280）
- 科学研究費補助金（基盤B，2022年度-2027年度）：「クラスサイズが児童生徒の学力に影響を与える過程に関する授業観察パネル調査研究」（代表：山森光陽；研究番号：22H01086）
- 科学研究費補助金（基盤B，2023年度-2027年度）：「小学校英語教育に関するエビデンス生成のためのアウトカム指標の開発・検証と公開」（代表：酒井英樹；研究番号：23H00640）

その他の研究資金

- 研究代表者
  - 県立広島大学重点研究事業（若手奨励研究，2021年度）「言語教師が持つ臨床知の処遇効果行列モデル」
  - 中部地区英語教育学会（CELES）課題別研究プロジェクト（2022年度〜2023年度）：「英語教育研究者のための研究倫理と個人情報保護の手立て」
  - 県立広島大学重点研究事業（先端研究，2022-2023年度）「次世代の地域社会を担う言語教師のためのコンピテンシー・ベンチマーク開発」

近年の主な社会活動・アウトリーチ

委員・企業への協力など
- 株式会社広島国際空港学びの拠点プロジェクト連携協力
地域における講演・講習・発表など
- 岡山県高教研英語部会私学部門研究協議会講師（2021）
- 教育ネットワーク中国　高大連携公開講座（県立広島大学）講師（2022, 2023）
- 県立広島大学・広島市立大学連携公開講座講師（2022）
- 広島大学附属高等学校 SSH事業学校設定科目「総合科学」特別講義講師（2022）
- 広島県高等学校教育研究・実践合同発表会参加（2023）
ことばとことばの教育セミナー事務局（2022～）
教員免許状更新講習　広島大学，2017年度～2020年度
その他　ワークショップ・研修・研究方法コンサルティングなど多数